★もんさんのシンガポール旅行レポート2004.8★


《エアー》
 今回はノースウエストを利用。
シンガポールの場合JALだとCクラス60000マイル必要ですが、NWだと30000マイルなので一人分のマイルで
二人予約出来る形です。
到着が深夜で出発が早朝と時間帯は悪いですが、このお値打ちマイルを利用しない訳にはいきません。
NWは昔ツアーで3回利用しただけですがマイルの有効期限がない為、今回初めて利用する事が出来ました。

 出発当日はお盆休みという事もあり、NWのブースは長蛇の列が出来ていました。
Cクラス用の入口はそれ程並んでいなかったので、あまり待たされる事もなくチェックイン。
出国審査後はせっかくなのでNWのラウンジへ行ってみました。
JALのラウンジでは日本人がほとんどですが、NWは外国人と半々といった感じでしょうか。
すでに外国気分です。
ラウンジも広々としていて、窓から搭乗予定の飛行機が見えるのもいいですね。
さてNWは出発時間の1時間前から搭乗開始なのはびっくりです。
ゲートで荷物のX線検査があるので全員が入るまで時間がかかるのでしょうね。
出発の30分前には列も短くなっていました。
中に入るとCクラスの乗客のほとんどが外国人。
日本人は私達以外にあと一組位でした。
CAも50代と思われるおばちゃまが担当で、もちろん日本語で話しかけられる事はありません(汗)
離陸前にウエルカムドリンクのサービス有り。
私はもちろんシャンペンを頂き、JALでは廃止されたので何気に嬉しかったりします。
機内食も意外といけるし、ワインも美味しい。
何よりシートがでかい!!
シートピッチもJALよりあるので、ゆったり出来ますね。

 復路は6:00AM(!!)の便の為、4:30AMには空港に到着。
やはりエコノミーは長蛇の列でしたがビジネスの入口から入ろうとした所、チケットのチェック。
ここで一つ問題が。NWのEチケットですが、ビジネスクラスという様な表示がないのですね。
セキュリティの方がチケットの見方が分からず、(私達も分からず)少し待たされました。
そこに別のセキュリティの人が来て『ここにDとあればビジネスなのよ。』と説明してくれたので中に入る事が
出来ました。チケットの見方位勉強しておくべきだったと少し反省。
NWだからか、荷物を自分で詰めたか他人からの預かり物がないか等質問を受けやっとチェックイン。
トランクの中身をチェックされている人もたくさんいらっしゃいました。

 チャンギ空港は共用ラウンジの利用になるのでラウンジクーポンを渡されます。
飲み物の他にサンドイッチやマフィン、カップヌードル等も有り。
でも成田の様に広くもなく窓もないので早々に搭乗ゲートへ。
ここでも長蛇の列。待合室に入る前に荷物のX線検査があるので、Cクラス利用でも優先入場はありません。
さてNWのCクラスですが思っていたよりも良かったのとアジアやハワイ行きのCクラスはJALよりもかなり安い
価格で行けるので、自腹で行くときはまた利用するかもしれません。


《ホテル》
ヒルトンシンガポール
 最安値の1泊150ドル++で予約(1S$=約66円。税サ込だと約11,500円)
初日は深夜到着で宿泊費を抑える事と一番賑やかなオーチャード通りにあるという事で1泊だけヒルトンに宿泊。
カウンターでお部屋のアップの説明(EXではなし)と朝食券を頂き、レイトチェックアウトをお願いしました。
エレベーターはお部屋のカードキーを差し込まないと動きません。
お部屋30平米位。
ウエルカムフルーツ(リンゴ・プラム・葡萄・バナナ)とマネージャーからの英文の手紙がありました。
・エグゼクティブルームへのアップもしくはビュッフェの朝食
・16:00までのレイトチェックアウト
・フィットネスセンターの利用
がGOLDの特典です。
ただ今まで宿泊したヒルトン系ホテルではあったミネラルウオーターのサービスは無し。
深夜で買い物に出かけるのもおっくうだったのでミニバーにあった7ドルのミネラルウオーターを利用しました(涙)
アメニティも最低限の物しかなく歯ブラシもありません。
朝食は1階にあるレストラン『チェッカーズ』でのビュッフェ。
和洋中と取り揃えてありましたがあまりお腹も空いていなかったので、お粥とサラダ、フルーツを頂きました。


コンラッドセンテニアルシンガポール 
 エグゼクティブルーム1泊200S$++(1泊分デポジット必要のCONRAD SAVERで予約 税サ込で約15,500円)
3:00PM頃にホテルへ。
フロントに行くとエグゼクティブラウンジでチェックインの為、そのままスタッフが最上階31階のラウンジまで案内して
くれました。(ヒルトンと同じくエレベーターはカードキーがないと動きません)
ラウンジの受付で座ってチェックイン。
ヒルトンでもそうでしたが、宿泊者全員のパスポートの提示が求められます。
その後スタッフの案内でお部屋へ。
満室らしく更なるアップはありませんでしたが、ラウンジのある最上階のマリーナ側のお部屋だったので十分満足です。
遠くにマーライオンが水を吹いている様も見る事が出来ます。
滞在中シンガポールの独立記念日と重なっていたので、お部屋から花火も見る事が出来ラッキーでした。
反対側のお部屋からは大きな噴水を見る事が出来るみたいです。
ここでは噴水ショーを毎夜やっているので、私達はラウンジから見させてもらいました。

 お部屋は40平米位ですが、窓が2つあって開放感があるので広く感じます。
ウエルカムフルーツ(リンゴ・プラム・オレンジ)とチョコレート数種類のサービス。
その隣にはお馴染みのテディベアが鎮座しています。
ミネラルウオーターは洗面所に2本、ターンダウン後ベッドサイドに2本と一日4本のサービス。
バスルームはシャワーブースが別にあり、あひるちゃんが2体(香港では1体)並んでいました。
アメニティも豊富です。(歯ブラシも有り)シャワーブースのシャワーは固定ですが、バスタブのシャワーは
可動式です。
こちらでもマネージャーからの挨拶文とエグゼクティブルームの特典が記載されたお手紙がありました。(英文)

朝食は
ラウンジ6:00〜10:30(土日・祭日は11:00まで)
『Oscar's』でのビュッフェ6:00〜10:30
コンチネンタルブレックファストのルームサービス
の中から選ぶ事が出来ます。
アフタヌーンティ14:30〜16:30
カクテルアワー17:30〜20:00
5枚までのプレスサービス
市内通話無料
CDの貸し出し(お部屋にCDプレーヤーがあります)
18:00までのレイトチェックアウト
他色々な特典がありました。

朝食は『Oscar's』とラウンジそれぞれ利用しました。
両方とも和洋中と取り揃えてあり同じ様な内容でしたが、『Oscar's』にはジューススタンド、ワッフルスタンド、
エッグステーションがあり、好みのジュースをその場で作ってもらったりオムレツを焼いてもらったり焼き立ての
ワッフルを頂く事が出来ます。
家族連れが多く賑やかな感じです。
ラウンジでの朝食は利用者が少なくこちらの方が雰囲気良かったです。
チェックイン後は部屋番号を聞かれる事もなくスタッフの方が『Ms.もん。お飲み物は?』と飲み物の注文を取りに来ます。

<アフタヌーンティ >
お昼を食べ損なった時に一度だけ利用しました。
日替わりなのか分かりませんがサンドイッチはなく巻き寿しあり。
他にはプチケーキ・チョコレート・クッキー・フルーツ等がありました。

<カクテルアワー>
シンガポールはお酒が高いので毎日利用しました。
シャンペンやワインを堪能しましたよ。
オードブルは数種類・飲茶・フルーツと充実しています。
シンガポールは美味しいものがいっぱいなのであまり食べませんでしたが、これだけでも1食分になりそうでした。

 ちなみにラウンジのドレスコードはスマートカジュアル。
12歳以下のお子様は利用出来ないとの事。
お子様連れの方には申し訳ありませんが落ち着いて利用出来るのでありがたかったです。

 それからケイトー様お勧めの『Golden Peony』で飲茶を楽しみました。
フカヒレやシーフードが入った餃子スープを一人一個ずつ注文して他には蝦餃子やシュウマイ・チマキ等5種類の
点心を二人で頂きました。
これだけでお腹いっぱいになってしまってデザートを食べる事は出来なかったです。
でもお味はほんと美味しかった!!
さすがシンガポールの飲茶コンテストで優勝しただけの事はあります。
とても高級な雰囲気で飲茶でも高そうな感じがしますが、実際には全部で52ドルでした。
かなりお値打ちです。夜は高そうでした。

 ずっとお天気が良かったので午前中は毎日プールへ行きました。
屋外の25m位のプール一つのみで、サウナやジャグジーがないのが寂しいです。
水深は1.2〜1.4mなので小学生以上なら大丈夫そう。
家族連れやカップルそれからゲイ(!?)のグループでいっぱいでした。
私達は木陰のデッキチェアーを確保して、読書・お昼寝・時々水遊びを楽しみました。
緑が多く、デッキチェアーに寝そべっているとプールのスタッフがレモン入りのミネラルウオーターを持ってきてくれるので
リッチな気分です。
もちろん注文すれば軽食や飲み物もプールサイドで頂けます。

<エステ>
 ホテル内に『セントグレゴリースパ』が入っているので利用しました。
平日17:00までの利用なら宿泊客は10%offになるのでこの時間帯に利用。
初めてなのでフェイシャル・ヘッドマッサージ・バックマッサージがセットになったExecutive Rescue(S$130)とペディキュア
(S$40)を施術して頂きました。
ネイルサロン以外でペディキュアをしてもらうのは初めてでしたが、マッサージ後ベッドに横たわったままフットバスや
ネイルをしてくれるのですね。ちょっとびっくり。
マッサージは良かったですがペディキュアはネイルカラーの色も赤系だけだし塗り方もイマイチなのであまりお勧めは
しないです。
お値段も安いしネイルサロンではないので仕方ないですね。


 ホテル以外の食事では有名な中華レストラン『レイ・ガーデン』やシーフードレストラン『ジャンボ』、和食が食べたくなった
時はシドニーにあるお蕎麦屋さんの支店『新ばし』やお好み焼き・鉄板焼き等、ハワイ滞在の様な食生活を楽しむ事が
出来ました。
全体的にシーフードが美味しかったです。
ローカルフードのチキンライスにも挑戦しましたよ。
 また夫が中国出張の時に買ってきた中国茶が気に入ったので、チャイナタウンの茶芸館『ティー・チャプター』で
ティーセレモニーを体験。
雰囲気も良くまったりした時間が過ごせます。
ついつい茶器セットを買ってしまいました。

 シンガポールは9年前に社員旅行で行って以来の2回目。
その時は実質2日の強行軍で、自由時間はほとんどなく天気もあまり良くなかったので印象は良くなかったです。
今回は時期も良かったのかもしれませんがお天気にも恵まれて、何より風が心地良い。
夫は初めてのシンガポールで出かける前は嫌がっていましたが、すっかりお気に召した様子。
やっぱり町が綺麗で都会なのが良かったみたいです。
私達のお気に入りの国の1つになりました。

長文にお付き合い頂きありがとうございました。



  (2004.8に掲示板に投稿していただいたものを転載いたしました)