| ★待ちに待っていた雲丹&鮑のシーズンが到来!
 昨年と同様にこの時期に小樽に遊びに行く事にする.
 今回もできるだけ節約のために特典航空券の利用である.
 
 
 ●<旅行日程>
 
 ・飛行機
 6/10(金) JAL3101  名古屋 8:15 →札幌千歳 9:50
 6/12(日) JAL3114  札幌千歳 16:45 →名古屋 18:35
 
 ・宿泊
 ヒルトン小樽(2泊)
 
 
 ◆準備編◆
 
 ●<エアー予約>
 
 どうしても小樽に行きたかったので,ゴールデンウィーク前にスケジュールを調整して,ノースウエストのマイルを利用したJAL特典航空券を予約.
 いつもよりも動くのが早かったためか,週末にもかかわらず往路,復路共に全ての便が空いていた.
 せっかくなので,朝一番の便に初めて乗る事にする.
 
 
 ●<ホテル>
 
 ホテルは今回も迷うことなくお気に入りのヒルトン小樽にした.
 ヒルトンのサイトで一番安い山側のツインの部屋(13,200円/泊)を予約.
 やはり,冬の時期に比べると料金が高くなっている.
 今回も「源氏」の和食の一般席&鉄板焼きコーナー,「マリーナーバー&レストラン」の予約をした.
 最近,ホテル内での食事の機会が多くなり,外のレストランの開拓ができなくなっている.
 
 
 ●<レンタカー予約>
 
 最近,小樽旅行もマンネリ化しつつあるので,たまには趣向を変えて千歳空港からレンタカーを2日間借りる事にした.
 お酒が飲めないのが辛いが,夜に飲もうという事で昼は二人共,我慢することにする(笑).
 レンタカー会社のHPから一番安いクラスを予約.
 千歳空港で借りて,小樽市内の営業所に返却することにした.
 
 
 
 ◆1日目:6月10日(金)◆
 
 JAL3101  名古屋 8:15 →札幌千歳 9:50
 
 
 ●<セントレアへ>
 
 朝一番の飛行機なので,とても早起きしなければならなかった(仕事の早起きはとても嫌であるが,今回は遊びなので目覚めは良かった).
 名鉄空港特急の「ミュースカイ」を利用しなくてもそれなりの時間で空港に到着する事が分かったので,急行に乗って中部国際空港(セントレア)へ行く.
 これであれば金山から乗車券の790円のみで良いので少し節約になる.
 7時15分頃,到着.
 JALのカウンターでチェックイン.
 ノースウエストのマイルを利用した特典航空券は事前座席指定ができないのが欠点である.
 まあ,無料で乗れるのだから仕方がない.
 
 セントレアのキャラクターグッズショップ「セントレアフレンズ」でフーのストラップ420円を購入(携帯電話は持っていないのでメモリースティックに付ける事にする).
 そして手荷物検査場を通り,航空会社共通ラウンジへ.
 ラウンジに入る時にJGCクリスタルカードを提示したが,JGCのロゴに気がついてもらえず,係員に「クリスタルでは入る事ができません」と言われてしまった(涙).
 やはりクリスタルだと肩身が狭い...とはいうものの今の私は来年度もクリスタルを維持するのも厳しそうである.
 ちなみにこのラウンジのおつまみは前回と同じ三角形のミニパックの柿の種風のおかきと(今回新しく気がついたが)カラフルな石状のチョコであった.
 8時からのJAL3101便の搭乗が10分遅れであった.
 10時頃に千歳空港に到着.
 
 
 ●<レンタカーで支笏湖へ>
 
 千歳空港からシャトルバスでレンタカー営業所へ行き,車を借りる.
 今のレンタカーはカーナビが付いているのでとても便利である.
 千歳空港から小樽に行く経路をどうしようか悩んだが,支笏湖⇒ニセコ経由で行く事にした.
 まずカーナビの目的地を支笏湖にして11時頃出発.
 
 支笏湖に到着して,せっかくなので散策しようとするが,駐車場が有料で410円であった.
 駐車場近くにある「支笏湖ビジターセンター」に入る(無料).
 規模はそれほど大きくないものの,支笏湖周辺の自然や動物について知る事ができる.
 ヒメマスが泳いでいたり(まさかこの時は夕食に食べるとは思わなかった<笑>),
 野鳥の鳴き声を聞いたりする事ができる.
 そしてお腹が空いたので湖周辺の売店でいももちを買って食べる.1本250円.
 
 
 ●<「細川たかし記念像」に対面>
 
 支笏国道を通り,ニセコの手前にある真狩村に到着.
 この辺りの道は「ユリ街道」と言われて初夏には美しいユリが咲き乱れるそうだ.
 「真狩フラワーセンター」に立ち寄った後,「歌う像・細川たかし記念像」を見に行く.
 この村は細川たかし氏の出身地で立派な記念像が建てられているのだ.
 昔,ニセコスキーの時にガイドさんから記念像の話を聞いて,大変興味を持っていたのだ.
 美しい羊蹄山をバックに気持ち良さそうに歌っている像である.
 土台にセンサーがあり,手を近づけると彼のヒット曲を聞くことができる.
 私達は懐かしの「北酒場」をリクエスト.
 この曲を聞いていたらお昼からお酒が飲みたくなってきた(笑).
 
 
 ●<のんびりとランチ>
 
 お腹が空いたので,ニセコ到着後,JRニセコ駅舎内にある喫茶店「茶房ヌプリ」で昼食をとる.
 もう既に14時だったのでかなりの空腹だった.
 入口ではグリーンアスパラが販売されていた.
 やはり私の地域よりも安い値段であった.
 
 店内はこぢんまりしており,アンティークな雰囲気で落ち着く事ができる.
 お客さんは地元の人が多く,食事やお茶を楽しんでいた.
 「茹でたてアスパラ」420円と夫はヌプリ丼1,260円,私は長いもとベーコンのカレー1,050円を注文.
 最初に出てきたアスパラはとても長く立派なものが10本出てきた.
 マヨネーズが添えられていてシンプルな料理であるが,旬のグリーンアスパラを楽しむ事ができて嬉しかった.
 実は今回の旅行で一番食べたい野菜がアスパラだったのである.
 到着早々に出合えてとても幸せだ.
 この辺りはアスパラの産地だそうで,近くの郵便局でもアスパラの配送などもやっていた.
 
 夫のヌプリ丼は長いもとイクラののった丼,味噌汁,野菜の煮物,漬物のセットであった.
 実は夫は長いもが苦手なのであるが,ここの長いもは美味しいとのことで気に入って
 食べていた.
 私のカレーは焼いた長いもとベーコンがたくさんのっており,ポテトサラダと生野菜も
 付いていた.
 カレーが美味しいのはもちろんの事,長いもが特に美味しかった.
 けっこう素敵な組み合わせなので自宅でも試してみたいと思った.
 何気なく立ち寄ったお店であるが,お酒無しでも(笑)満足したランチとなった.
 
 
    焼いた長いもとベーコンたっぷりのカレー(左)と長いも&いくらののったヌプリ丼(右).
 
 
 ●<ニセコ周辺を少しだけフラフラ>
 
 本当は神仙沼の方まで行ってニセコパノラマラインを通りたかったのであるが,
 時間的に厳しいのでこれは次回の楽しみにする事にした.
 そこで,予定を変更して「ニセコヌプリホルスタインズ・ミルク工房」(ニセコ町曽我888-1)でソフトクリーム250円を食べる事にした.
 やはりこういう所で食べるソフトクリームは格別である.
 今日はちょっと曇りなので羊蹄山がぼんやりと見えるが,快晴の時はここからの眺めは素晴らしいのであろう.
 ひらふ温泉郷を経由して倶知安の方へ向かう.
 以前,スキーに来た時にこの辺りを歩いたことがあるのであるが,雪がある時と無い時では全然景色が違うので初めての場所のようであった.
 
 次に立ち寄ったのは旭ヶ丘公園.
 冬はスキー場になるのであるが,この時期はゲレンデの斜面にシバザクラが咲くのだ.
 シバザクラは今が丁度咲き頃なので,駐車場には観光バスが何台も停まっていた.
 北海道で有名なラベンダーは可憐で爽やかなイメージがあるのに対して,こちらのシバザクラは華やかなピンクでたくましさを感じる.
 ゲレンデの上までシバザクラの絨毯が広がっているようであるが,夫がもう登る体力が残っていないらしいので上までは行かなかった.
 写真を見ると羊蹄山をバックにとても美しいようである.
 
 
 ●<ヒルトン小樽へ>
 
 ここからカーナビの目的地をヒルトン小樽に設定し,ホテルに向かう.
 北海道の郊外の道は空いているので,カーナビの到着予想時間よりもかなり早く到着する事ができる.
 この時も予想時間が18時であったが,実際の到着は17時であった.
 途中,余市の道の駅「スペース・アップルよいち」の観光案内所で明日の計画を立てるためにパンフレットを貰った.
 果物狩りも候補の一つであったが,来週から果樹園がオープンするらしい.
 
 そして,ヒルトン小樽に到着.
 ヒルトン小樽の駐車場は地下にあり,宿泊者は1日1,000円で利用できる.
 お部屋は今回も海側の禁煙のお部屋(15階)を用意してくれた.
 朝食券,ドリンク券を2枚ずつ頂く事ができ,オードブル(箱&プレート),お水のサービスがあった.
 Hオーナーズゴールドの時にはりんご3個があったが,それは無くなり,その代わりに3段の箱に入ったお菓子やオードブルがあった.
 この中に入っていたチーズケーキは特に美味しかった.
 またアメニティがヒルトンオリジナルではなく,モルトンブラウン(30ml入り)になっていた.
 
 
 ●<北海道の幸を楽しむ>
 
 18時からヒルトン小樽内のレストラン「源氏」で夕食.
 今晩は和食コーナーを利用した.
 今回も単品での注文で,お刺身(ヒメマス,鮑),焼きヒメマス,茹で毛蟹,たらば蟹の天ぷら,お寿司を頂いた.
 ヒメマスは初めて食べたのであるが(泳いでいる姿もお昼に初めて見た),「チップ」とも言われるそうで美しいサーモンピンクの身はお刺身にしても焼いても美味であった.
 私は食材に疎いのであるが,小樽に行く度にいろいろな美味しい物に出合う事ができてとても楽しい.
 ヒメマスと鮑のお刺身は特に気に入ったので,追加をしてしまった.
 お寿司は今回もおまかせで5貫ずついただいた.
 内容はまぐろのヅケ,鯛,ヒメマスの炙ったもの,ウニ,ぶどう海老の炙ったものでどれも美味しかった.
 特にヒメマスとぶどう海老が素晴らしかった.
 お酒は「鰊御殿」(前回,1階にディスプレイされていたのだが,先日,正規のメニューに入ったようである)をひたすら飲んでいた.
 初日から大満足の夕食であった(小樽で初めてダイヤモンドクラブ割引を利用したが,このために入会したようなものである).
 
 けっこうなお酒の量であったが,「マリーナーバー」でドリンクチケットを利用してカクテルを飲む.
 ちょうど世界のヒルトンのカクテルフェアをやっており,ヒルトンハワイアンビレッジの「ピンクコーラル」を飲む.
 おつまみとして北海道産の3種類チーズ盛り合わせ1,660円を注文.
 ブルーチーズもあったが,外国産のチーズに比べると優しいマイルドな味であった.
 
 22時30分頃,部屋に戻って寝る.
 
 
 
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