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 議長のお許しを得ましたので、過日通告をいたしました順に従いまして質問をさしていただきます。
 まず第1点目は、中央公民館の土日曜日の開館についてであります,

我が国の場合、諸外国に比べ労働時間はまだまだ長く、また50年以降労働時間の短縮の動きも停滞をいたしておるのが現況であります。 しかしながら、週40時間労働制に向けて労働時間を段階的に短縮することを定めた改正労働基準法の施行や、平成元年に入ってからの官公庁の土曜閉庁制度の導入、銀行等の完全週休2日制への移行等、ゆとりのある生活の実現に向けて労働時間短縮の社会的機運が高まってまいりました。 企業におきましても、その流れは顕在化をしてまいり、本市においても週休2日制を実施する企業も、徐々にでほありますがふえてまいりました。 必然的に個人の生活にゆとりが生まれ、余暇がふえてまいりました。 これまでは余暇といいますと、ただ単にあすへの労働のエネルギーの補給ための休養としてとらえていた方が大半を占めておりましたが、現在ではその認識や取り組みが個人ベースで少しずつ変化を見せてまいっております。 余暇の利用はといいますと、おおむねテレビ等や休養、くつろぎは微増にとどまっているのに比べ学習、研究、趣味、娯楽、スポ一ツ、交流の時間が著しくふえております。 増大する余暇を有意義に過ごしていこうとする願望が強くあらわれてきておるのではないでしょうか。 身近なところでは、公民館主催による各種の講座、教室、あるいはグループ活動に参加するということが挙げられます。 本市においては、地域活動の拠点としまして、各小学校区単位に地区公民館が配備をされ、地域住民のニーズに合った運営が活発になされ、大変に喜ばれております。 利用者が最も多いと思われる土日曜日の開館につきましても、運営委員会の御理解と御協力によりまして実施をされている公民館が大多数であります。
  こうした中で、各地区公民館の中核的役割を果たす中央公民館が、土曜日は半日休館,日曜日においては完全に休館となっております。 本来、全市的にさまざまな呼びかけをし、地域という枠を外し、広く利用していただく目的を持つ中央公民館がこの状態では不都合であると、利用者の中では数年来の声があります。  現実に,過去3年間の中央公民館の利用者の動向を見てまいりますと利用者総数で昭和63年度4万5,796人、平成元年度3万8,413人、平成2年度3万7,072人と減少をいたしております。  この数字は、利用者にとって最も余暇を利用することのできる土日曜日の利用者数が組み込まれていないということでありましょう。
 市民のニーズにこたえてまいるために、中央公民館の土日曜日の開館を考えなくてはならない時期と思われますが、いかがなものでしょう。 過去においても問題提起がなされておるとは思いますが、その後の状況にかんがみ、どのような対応がなされているのか、お伺いをいたします。
 次に、中央公民館の駐車場の問題につきましてお伺いをいたします。
現在の利用者は、やはり夕方から夜間にかけてがその大部分を占めておると思います。 一日の労働を終え、余暇の有効利用として公民館に出向く際、公共交通機関には時間的な制約があるため、どうしても足として自家用車を利用することになります。 現在整備をされている駐車場は、公民館表側に20台分、裏側におよそ10台分の計30台しか確保されておりません。 大急ぎで駆けつけたところ駐車場が満杯、どうにか敷地内に詰めて駐車をし、落ちついたところに、今度は先に帰られる人のために呼び出しがかかり、移動を余儀なくさせられ、会合や講座が中断をし、利用者にとりまして大変不便な状況となっております。 さらに、大きな講座等が開かれたときには敷地内だけに納まらず周辺の歩道に乗り上げたしたりして路上駐車をされる方も多く、周辺住民にも交通安全上大変な迷惑をかけております。 しかも、深川の消防分団の車庫が隣接をしており、緊急時の出動にも支障が出るのではないかと危惧をいたしております。
 利用者、周辺住民のことを考え合わせ、適切な措置がなされなくてはならないと思いますが、駐車場対策はどのようにされるのか、お伺いをいたします。
 最後の質問に移らさしていただきます。
生涯学習ということが大きくクローズアップをされております。 昭和63年、文部省に生涯学習局が設置をされ、その推進を図るべく各都道府県、市町村でも行政組織の見直しが行われております。 本市においても積極的な取り組みなされている最中であり、平成3年度を目標に生涯学習基本構想の策定が急がれ、来るべき時代の要請にこたえるよう努力をされておられます。
今後は、その基本構想から出発をし、市民の生涯学習への意識の向上、生涯学習ニーズの多様化、高度化が進むにつれ、現在の社会教育課が生涯学習課、あるいは生涯学習部、ひいては生涯学習センターへと発展拡大していくものと考えます。 これは、そのときどきの最大の効果が得られるよう、十分な検討がなされ、整備をされていくことであり、いわゆる機構、受け皿としての施設等のハードの部分はこれでよかろうと思いますが、もう-方のソフトの部分は今から十分検討されなくてはならないと考えます。 複雑多岐にわたる生涯学習ニーズにこたえ、適切なアドバイスを与えることのできる専門家、指導者が必要になってくると思います。 図書館にあっては司書であり資料館にあっては学芸員であり、社会教育課にあっては社会教育主事がその任務に当たっていくものであると考えます。 
 現在、社会教育課には2名の有資格者が配置をされておりますが、市役所全体の有資格者を含め、来るべき生涯学習社会に即応できるよう、その資質向上を目的とし、さらに増員、強化育成を図らねばならないと考えますが、どのような方針を持っておられるのか、お伺いをいたします。
 以上、3点につき理事者の前向きな御答弁を期待いたしまして質問を終わらせていただきます。 ありがとう、ございました。
 この場合, 暫時休憩いたします。
午前11時00分,休憩

午前11時20分,再開
休憩前に引き続き、会議を開きます。 教育次長。
3点御質問をいただいております。
まず、第1点目の質問に対してお答えいたします。
中央公民館は、現在土曜日の午後と日曜日を休館日としております。しかしながら、利用者の立場に立てば、御指摘のとおり大変不便をおかけしております。 したがいまして、今後は利用者の利便を図る上でも真剣にかつ前向きに日曜日等の開館を検討してまいります。
 次に、中央公民館の駐車場の件ですが、これも御指摘のとおり現在駐車能力は20台しかございません。しかも、現時点で拡張する余地もございません.  また、施設の周囲は住居等が立て込み、ここに駐車場を求めるのも非常に困難な状況でございます。 したがいまして、利用者の多いときは校内の通路等へ駐車の案内標識を立てて、他の隣接する公共施設の敷地の方へ誘導しております。
 したがいまして、今後も隣接する公共敷地を利用しながら、かつ利用される皆様の協力を願う中で対応していきたいと考えております。
 3点目ですが、社会教育主事の件ですが、これも御承知のとおり社会教育主事は専門的、技術的に指導を行う職員として社会教育法で設置が義務づけられております。 さらに、社会教育主事を得るためにはそれなりの資格を取るための講習会がございます。 この地方では愛知教育大学、岐阜大学、三重大学の3大学で文部省が主催して実施しております。 今年度も社会教育課から1名派遣する予定でおります。 開催される大学は岐阜大学でございます。 こうした社会教育主事の資格を取るために年々派遣しておりますが、現在までに15名の職員が資格を取得しております。 なお、社会教育課には、これも御指摘ありましたように現在2名の主事の職員を配属しております。 今後の教育行政の中では、生涯学習への対応が非常に重要な位置を占めています。 現在、生涯学習基本構想の策定事務を進めております。 この生涯学習基本構想を具体化し、推進するためにも社会教育主事の充実は極めて意義あるものと考えております。 今後、引き続き社会教育主事の資格取得者の増員を図っていきたいと考えております。
以上でございます。

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