返詩1



大丈夫、怖くなんかないよ。

僕と君は、ずっと一緒なんだから。





僕は弱虫だから 貴女が居ないと駄目なんだ

喩え それが許されない事だとしても


こんなにも貴女の事を想っているのに

貴女は 何処へ消えてしまったの?





嗚呼、どうか貴方


こんな無力な私に、名前をください

誰もが私の事を愛してくれるような、素敵な名前を


でも貴方が言った私の名前は、闇に掻き消されて

私の耳へは、届かなかった


誰か 誰か 私に名前を...






その雲に乗って

ボクらの世界へと 飛んでいこうよ

きっと そこは夢のような場所だから






ガラスの靴を 落とさなかったら

王子様は迎えに来てくれなかった かもしれない


灰かぶりの 可哀想なシンデレラ


それでも やっぱり

シンデレラは幸せ者


どんなに辛い事があっても

最後には 幸せになれるのだから