返詩11


私は あなたが好き?

私は あなたが好きなの?


こんな答えのでない自問自答を繰り返す日々も

もうおしまい


この気持ちに決心がついたの

自分に正直になろうって


さぁ

今こそ お預けを頂戴する時




いつも笑顔でいようって

せめて あなたの前だけでは笑っていようって

そう自分に誓ったけれど


・・たまには泣いてもいいですか?


私でも 辛くなっちゃう時だってあるの

涙の一粒や二粒は そっと見逃して




ああ 困った

私は世間にいう“嫉妬”とやらをしているらしい


自分では そんなつもりなかったのにね

でも知ってしまった以上 後戻りは出来ない


ほら こんな事思っている間にも あなたは笑ってる

私の知らない女の子の前で


ちょっと嫌だなぁ って思うのは

やっぱり 私が嫉妬をしているからなのだろうか


その答えが出るのは

もう少し先のこと




ああ どうして私の翼は片方しか無いのだろうか

いっそ この手で もぎ取ってしまおうか


両方翼がある者が羨ましい

両足で地を踏み歩く者が羨ましい


どちらでもない存在

私 は 一 体 何 ?




貴方が好きで 好きで

どうしようもなく好きで


だから私

いつも平気な顔して


愛想笑い振りまいて

悲しくても泣かなくて

自分に無理して嘘付いて


いつの間にか心は からっぽ

中身のないワタシだけが ふよふよ彷徨い続けるの