返詩18



あなたがわたしをみてくれる日は来るのでしょうか


どんなに願っても
どんなに祈っても


あなたの瞳にはわたしが映らない


一度だけでもいいから
わたしをみてください




空は青色が好きなんだよ。と
僕はいった


空は青色が好きなんだ

透き通るような
なんの濁りもない
そんな吸い寄せられるような青色が


君と同じ時に同じ場所で同じように
この青い空を見ている


空が青色を好きなのと同じくらい
僕は君が好きだ




見えない暗闇の中で

私は守られていた


苦く鈍い紅色に染まった手

耳元で聞こえるあなたの声


わからない

今私はどこにいるの

今私は何をしているの

私は・・・誰なの


ただわかっているのは

酷く醜い光景と

あなたの大きな存在だけ




吸って吐いて 吸って吐いて

僕たちは生きている


笑って 泣いて 怒って

今を生きている


自然 動物 友達 家族

たくさんに支えられ

今日生きている


明日がどんな日になるかなんて 分からない

でも精一杯生きる


吸っては 吐いて
一呼吸終えたら きっと笑顔になれる




心が空っぽだった


私あなたが大好きだったの

本当に心からあなたを愛していたから


あなたの一言でころころと表情は変わる

嬉しかったり

哀しかったり

私はいつもあなたで溢れていた


思い出せば思い出すほど 私の心は空っぽ


あなたを失った私に残るものは

「サヨウナラ」

そんな残酷で単純な言葉