返詩22




今の私に当てはまる言葉
サイテイ ナ オンナ


口を開けば 言い訳ばかり
自分を守る言葉を幾つも並べて
あんたに嫌われないように黙って
何も知らない振りをして


・・・・・・。


こんな汚い私に気付かないで
きっと知ったら あんたは私を見てくれなくなる


ぽたり


涙を流す資格なんて私にはないのに




色彩豊かな世界
世の中には一体何色のいろがあるのだろう


あおいろが好き 吸い込まれそうになる
あかいろが好き 心が熱くなる
みどりいろが好き 穏やかでいられる
きいろが好き 優しくなれる


ふと周りを見渡す


いろ、がない
ぽつんとひとりぼっち


昔の色彩を思い出しながら
テーブルの上の花たちを眺めた


ああ、きれいないろ




いつも素直になれない あたし


意地ばかり張って
薄っぺらいプライドを持って
本当に伝えたいことは云えないの


すき、なんて言葉言えるはず無くて
それをぎゅっと胸の下の辺りに押し込んで
きらいよ、なんて言葉を吐く


こころが ひんやりと冷える
気付かないふりをしても もうだめみたい


素直になりたい
まっすぐ向き合って伝えたい


あたしの本当の気持ち
あなたが すきです




僕の存在は罪なのでしょうか


生きているだけで 君を傷つけてしまう
ただ君を想っているだけなのに


それならば 消えてしまえばいい
僕自身も
目障りな世の中も
・・・君を想う気持ちも


剣はいつにも増し 美しく輝く
僕の血と涙を吸って




みどりは生命の源


みどりである植物たちのお陰で
心穏やかに癒される
今生きていられる
いつも笑っていられる


感謝しなきゃ
ゆっくりと深呼吸をして
ちゃんと言葉にして伝えよう


いつもありがとう みどり
感謝しています