返詩25


ふわふわのベッド
真っ白な天井


目を閉じれば浮かぶ あなた


好きにならなきゃよかった
何度そう思っただろう


でも現実はそんなに簡単じゃなくて
忘れようとすればするほど
あなたへの 好き が増えていく


どうしたらいいの
もうわかんないよ


いつになったら好きって伝えていいの?
伝えることさえ私には許されないの?


こんなにもあなたが好きなのに




あなたはいつも優しかった
素直じゃない私をいつも笑顔で抱きしめてくれた
たくさんの“すき”の気持ちをくれた


目を瞑ればいつでもよみがえるあなたの笑顔
もうあなたに会えないなんて信じたくなかった


ついこの前まで一緒にいたじゃない
こんな素直じゃない私を見て笑っていたじゃない


だって私 あなたに伝えたいことがありすぎるの
すきってもっと言いたかった
あいしてるってちゃんと伝えたかった
ありがとうって素直な気持ちをあげたかった


もう帰らぬあなたへ
ごめんねごめんねありがとう
いつまでもあなたを愛しているから
ありがとうありがとうありがとう




弱い私
強いあなた


いつも私はあなたに迷惑をかけてばっかり
でもあなたは優しい笑顔で隣にいてくれる


本当に嬉しかった
でもそれ以上に苦しかった
あなたを苦しめてるってこと わかっていたから


私とあなたの距離は5センチ
0センチになる日はきっと来ない


弱い私でもあなたを苦しみから解放する方法は知ってる
・・・・終わりにしましょう
私幸せだったよ ありがとう
ごめんなさい 今までありがとう
身勝手な私を許して




食べて 食べられて
まさにこの世は弱肉強食


弱い物は朽ち 強い物だけが生き残ってゆく
罪の意識なんて微塵も感じずに


それが世の常
そういってしまったら それでお終いだが


でも忘れないで欲しい
せめて心の隅にでも置いておいて欲しい


“全てのものに感謝をすること”


忘れがちなこの世の中だから




歌が 歌えない


ほら声が掠れる
視界もなんだかぼんやりしてきて
私は歌い方を忘れるの


人を愛するってこんなことだったかしら
大好きな歌が歌えなくなるくらい辛いものだったかしら


私の声がなくなってしまう
私の歌が消えてしまう


どうしたらいいの?
為す術無く ただ立ち尽くすしかないの?

そんなの嫌
大好きな歌も あなたも失いたくない
私にとってかけがえのない大切な存在だから


少し肩の力を抜いてみよう
自分を見つめ直そう


そしたらきっと
答えは見えてくるから