返詩30



嬉しいときには笑顔になる
悲しいときには涙がでる


人間は感情で出来た生き物だから


ほんの少しの事で傷付くし
些細なことに幸せを感じる


どうせなら笑っていたほうが楽しいじゃない
にこって笑ってご覧よ


そしたらきっと
明日も笑っていられるから




藻掻いても藻掻いても
僕は墜ちていく


ひゅうひゅう だなんて音も立てずに
ただひたすら
真っ直ぐ真っ直ぐ 落下する


羽根は千切れてしまったし
涙で目さえも見えなくなったところで


ただひたすら僕は
身動きも出来ずに
自分が無くなるのを待つ


いつの間にか汚れた羽根
そんな僕見たくないから
静かに目を瞑る


墜落はもうすぐそこ




所詮ゲームなんだもの
しょうがないじゃない


いつかゲームはクリアーしなきゃいけないの
いつまでものんびりと遊んでいてはだめ
喩え終止符を打ちたくなかったとしても


私は目的を果たさなければいけない
ゲームにはルールがあるの
必ず束縛があるのものよ


つまらないゲームだったわ
こんなゲームしなければよかった


「愛してるわ。」


さようなら
少しの間だったけれど


所詮ゲームなのよ
シナリオは最初から決められていたのだから


私 涙なんか流してない
私 後悔なんてしてない
私 涙なんて涙なんて流してない




人って迷ってばかりだよね


目の前の事で精一杯だし
すぐに不安になるし
すぐに泣きたくなるし


私は今何をすればいいのかな
今私には何が出来るのかな
全てを失った時にはどうしたらいいのかな
その時は私はちゃんと今の私でいられるかな


失うのはとても怖いけど
いつまでも怖がっていたら前に進めないもの


涙を流す日もあるかも知れない
でもちょっとくらい泣いても大丈夫
寂しくなったら歌を歌えばいい
歌は無くならないから
ずっと傍にいるから




笑い飛ばしてあげる


嫌われているなんてそんな事実
私にはどうでもいいことよ


たとえ嫌われていたとしても
貴方の中に私という人間が存在するのだから


睨まれたって
悪口言われたって
私全然構わないわ


寧ろ
私は確かに貴方の中に存在する
それを証明してくれるものだから


幸せ?不幸せ?
さあね 幸せでもないし不幸せでもないと思うわ


こんな生き方しか出来ないんだもの
でもこれが私だから