返詩34



ふとした瞬間に思うんだ
“もし今隣に貴方がいたら”って


そんな事思ったってどうにもならないのにね
わかってるんだけどさ
たまにね
心が寂しくなったりしちゃうんだ
貴方のことを想ってしまうんだ


傍に居ない貴方への想いに押し潰される
心がぎゅうぎゅうと悲鳴をあげる


でも大丈夫だよ
僕は我慢強いから
貴方が居なくても今こうやって生きている
昔と同じように笑ったり泣いたり
ちゃんと僕らしく生きてるよ


いつか貴方のことを笑って話せる時がくるのかな
そんな日がくるといいな




白色って飲み込まれやすいんだ


華やかなピンク色にも染まるし
深い黒色にも染まる


まるで恋みたい


その人の一言で
嬉しくなって 悲しくなって
色んな色に染まる


雪もまるで恋みたい
綺麗で儚くて
すぐに消えちゃうの


あれ これじゃまるで
雪が君みたい


雪が君で
君が雪で
それが恋で




もう温もりが還ることはない名残
けれど手放したくない名残


貴方と過ごした日々の思い出が
あちこちに散らばっている


それを見る度に 訪れる度に
私は貴方を思い出す
貴方の笑顔を思い出す


陽だまりのような人だった
いつも心の真ん中の所を暖かくしてくれた


そんな貴方が居なくなってしまって
私の心は少し寂しいです


本当に夢のような日々の名残
素敵な思い出をありがとう




貴方に出逢ってから
私の人生は貴方という存在が当たり前になった


ねえ。私、貴方の事好きだよ。大好きだよ。


周りが何と言おうと関係無かった
ただ貴方を愛しているという事実さえ其処にあれば
怖いものなんて無かった


私、貴方が居てくれればそれだけでいいの。


貴方と一緒に居て
辛いことも悲しいこともあったけど
一度も嫌いだなんて想ったことない
それに貴方と一緒にいて
嬉しいことや楽しかったことの方が多かったから


ねえ。離れていても、貴方のこと忘れないから。
もう会えなくても、貴方と過ごした時間を無になんてしないから。


好きだから。
愛してるから。


幸せになって。




大切な人がいた
大好きで愛していて何よりも大切で


大切な人は直らない病に掛かっていた
俺は無力だった
何もしてやれなかった
ただ傍にいることしか出来なかった


ああどうか神様
俺の大切な人を奪ってしまわないで


大切なんだ
何よりも大切なんだ
俺の全てなんだ


大切な人はいなくなった


ああ、と自覚した頃にほろりと零れた涙
俺の大切な人
もう居なくなってしまった大切な人


ごめん何も出来なくて
俺何もしてやれなかった


君の分も一生懸命生きるから
君みたいに強くなれるよう頑張るから
きっとまた会える
きっとまた会えるよ

約束。