返詩35



お互いに知らない事だってたくさんある
でもそんなことどうでもいいんだ


俺は君を愛している
君は俺を愛している


それだけで十分じゃないか


楽しいときは二人で笑って
悲しいときは二人で泣いて
二人で分かち合おうよ


君がいるという事実だけで幸せ
例え君がいなくなったとしても
君が俺を愛してくれたという事実だけで本当に幸せ


一緒にいてくれてありがとう
ずっと君を愛してる




ウサギは恋をしました
自分と同じ赤い瞳の色のマフラーをしたウサギです


あの人に会う度どきどきと胸が高鳴って
自分が自分でない気さえもしました


ある日大好きなあの人がくしゃみをしていました
自分の首には暖かそうな赤いマフラー


いつの間にか差し出していました


赤いマフラーをしたあの人はとても嬉しそうに
ありがとうと言ってくれました


くしゅん。
ウサギがくしゃみをしました


あの人はにこりと笑いました
半分こしよう。


ふたりなかよくマフラーをしました
ウサギのほっぺも瞳のようにマフラーのように
赤くなりました
ウサギは今とてもしあわせです




ありがとう
それは小さな小さな魔法の言葉


あいがとう
照れくさいけれど伝えたい気持ち


あなたに出会ってたくさんのありがとうを知りました
いつも傍にいてくれてありがとう
いつも笑顔にさせてくれてありがとう
いつも私のことを想っていてくれてありがとう


私からあなたへの感謝の気持ち




僕はとてもとてもちいさい


手だって
背だって
声だって


君には届かないくらいに


でもこんなちいさい僕でも
君への愛はこんなにこーんなにおおきいから


精一杯の背伸びして
少しでも君に近づけるように


君との距離が縮まったら僕は
精一杯の気持ちを精一杯の笑顔で
君に伝えるんだ
ぎゅ、って抱きしめて


それがちいさい僕にできることだから




優しい気持ちで伝えれば
相手もそれに応えてくれる


人の笑顔が 喜ぶ顔が 好きだから
僕は頑張れる
もっともっと頑張れる


自分をもっと磨いて
大きな希望を胸に
毎日を生きる


それが僕なんだ