返詩60



気付かないふりしてた


その方が楽だと思ったから
傷つかずに済むと思ったから


でも 分かったの
やっぱり私は君が好きなんだって


ずっと君を見ていたいよ...



どうしてこうなってしまったの


汚い言葉に醜い言葉をぶつけて
こんなことを繰り返しても
お互いが傷つくだけなのに


どこですれ違ってしまったのかな


貴方の笑顔を見なくなったのはいつから
孤独を感じるようになったのはいつから


無くしてしまったものって なに


思いやり?
愛情?


いいえ 私自身全て




“もう大人なんだから”
そんな事言われても辛い時は辛い
誰かに頼りたくなる時だってある


楽しい人生って何だろう
仲間と連んでいる時
家族と和気藹々に過ごす時
恋人と二人っきりで居る時
どれもが自分にとっては
掛け替えのない楽しみ
そして幸せ


それを守るために今は苦しまなくては
何かを掴み取るには少しの犠牲が必要


もう3時だ
少し甘い物でも食べて息抜きとしよう




『サンタのことは信じない』


だってクリスマスが好きじゃなかった
いつだって本当に欲しい物なんてもらえなかったから


「信じて。」


私が一番欲しかったもの
ほんの少しの勇気だとか
信じることの大切さだとか


プレゼントは目に見えるものだけじゃないってこと


ねえ 私にとって君は
まるでサンタクロースみたいだったんだ




きっと歩き続けるよ


君を忘れる、だなんて言えないけれど
君を思い出にする、と言いたい
私自身そうありたいと願うから