返詩61



愛してたよ
何よりもあなたが大切だった


なのにどうしてこんなに辛いの


守れない約束なら最初からしないで
果たされない約束を待ち続けることは
私を苦しめるの


あなたと私


出逢わなければよかったのかな
そうすれば今頃違う人生を歩んではずだよね


それでも私には
あなた無しの人生なんて考えられないから


お願い
これ以上私が醜くなってしまう前に
抱きしめて



想いを伝えることが全てじゃない
そう気付いたのは最近


でもやっぱりね
本当は気付いてほしいんだ
私のこの想いに


逢いたいんだよ
そばにいたいんだよ




私はあなたを見てる
あなたはあの子をみてる


振り向いてもらえない事分かってる
でもスキがどんどん膨らんでいくの


誰にも悟られないように
泣いて 笑って 何ともないふりをして


どうしてだろう
こんなにも辛いのに苦しいのに
やっぱりあなたのことが好きだと思ってしまう




今日は雨
いつもよりも君と一緒に居られる
でも窓の向こうを見つめる君は
どこか君は淋しそう


次の日は晴れ
君とあまり一緒に居られない
外の世界に元気よく飛び出していった君


少し寂しいけれど
遠くから君の姿を見つめます
君の笑顔は太陽のようでした




あの人の幸せを願っていました


喩えあの人の視界に
私が映らないと分かっていても


「ありがとう」


笑顔で私に笑いかけてくれる瞳には
確かに私が映っていたから


けれど
心のどこかで分かっていました


どんなに愛しても
きっと叶うことなどない
あの人の心にいる誰かには敵わない


“たったそれだけのこと”と
割り切ることが出来たらいいのに
そうしたらこんなに涙も流さずに済むのに