返詩64



甘酸っぱいんです
私にとって君という存在は


恋って難しいのね


甘いときはとっても幸せ
でも
酸っぱいときはちょっと切ない


もしも君と出会わなかったら
甘酸っぱいだなんて思うことも
愛することの幸せも
知らなかったんだろうなあ


私は
甘さも酸っぱさも含めて
君が好きだよ



あなたへと続く足跡
思い出と共に薄らいでゆく


唯一のあなたとのつながりだというのに
ぼんやりとしてしまったら
私はきっと失ってしまう


涙なんて流さないよ
泣くのは好きじゃない


地面と面する底
足跡はすう、と消えていた

ぽろり、



逢えないんだろうなあって
心のどっかでは分かってるはずなのに
無意識に足が向かってしまう


もしかしたらだなんて
淡い期待を抱いて


でもやっぱりそこにあなたは居ない
結局逢えるのは夢の中だけなのね


ねえ いつまで寄り道をしたら逢えるの
あなたの傍に居たいよ...




辛すぎるの
叶わない恋だなんて


こんなに想っているのに
あなたが私だけのものになる日はきっと来ない


分かってるんだよ
でもね現実ってそんなに思い通りにいかなくて


あなたのことを頭の中から消そうとすればするほど
私の中であなたの存在は大きくなっていく


どうしたらいいのかなんて
もう私にも分からないの


あなたの心に私は入りこめないの?
あの子じゃないとだめなの?


傍に居ても辛いだけかも知れない
それでも私は
あなたを失いたくないよ


遠くへ行かないで




私はいつも君を見ているのに
君はそのことに気付いていない


だって君は
私のことを知らないから


ねえ 私はここにいるよ
君のことをいつも想っているよ


いつもなんともない振りをしているけれど
こころは君でいっぱいなんだよ


もう 好きすぎるの
壊れてしまいそう