返詩8


いつも優しい あなた

何度 あなたの笑顔に助けられただろうか


ありがとう

ありがとう


・・・・大好き




世界中に たくさん人がいるのと同じように

世界中には たくさんの道がある


どの道を選ぶかは 自分次第だけれど


たとえ私が

どんな道を選んだとしても

自分の思いを 突き進んでいきたい


真っ直ぐ前を向いて




味気ない世界


だって

君がいないから


公園にも 学校にも

君の姿が見えない


目を閉じれば いつだって

君の顔は見えるのに




元気に暮らしていますか


あなたと会わなくなって 何年経つのかな


今では私もすっかり おばさんね

でも あなたも私と同じで

おじさんになっているわね きっと


だって

同じ時の中を生きているんだもの


それでも

あなたと私は

もう会うことは ないでしょう


でも 私は忘れない

あなたと過ごした日々を


ありがとう さようなら




あなたと出逢った頃の私

毎日 あなたの笑顔が見られるだけで

幸せだった


でも いつの間にか

あの笑顔が 私だけに向けられないかな

あの優しさだけが 私だけのものにならないかな


そんなワガママな願いが 込み上げてきたの


でも

人間は太陽がないと 生きていけない


それと同じで

私は あなたがいないと 生きていけない


なんて臆病な私


聞きたいことはたくさんあるのに

答えを聞くのが怖くて


前に踏み出せないでいる