幸明の徒然旅行記   =北京旅行編= 


   はじめに・・・・、

  昨年の7月、初めての中国内陸部の旅行ということで、上海及び蘇州、無錫などを旅しました。
 暑さ40℃を超える日もありました。今回は、逆に厳冬の北京を訪問することになりました。
  毎日が、氷点下15〜5℃の世界、こちらは中国の政治、文化の中心都市、
   自分なりに見たこと、感じたことをリポートしました。 ご笑覧頂ければ幸甚です。

                             
平成22年1月吉日 
                                                      
 
  旅行日程(平成22年1月2日〜5日)

第1日目(1月2日):
     中部国際空港から青島経由北京へ 御園・頤和園〜
    広東料理を堪能の上、中国北京雑技団見学。  
第2日目(1月3日):大雪のためスケジュール大変更。
     北京市内、天壇公園〜天安門広場〜故宮博物館(紫禁城)〜翡翠
    工房〜前門大街散策〜夕食はシューマイ料理〜カンフー見学。
第3日目(1月4日):
    北京郊外見学。 万里の長城・居庸関〜和食の昼食〜明の十三稜
    〜北京五輪・国家スタジアム〜翡翠工房〜夕食は北京ダックと
    北京料理〜北京・京劇鑑賞

第4日目(1月5日):
    市内自由散策、人々の生活を垣間見る胡同地区散策〜総合民芸
    品館〜中国麺の昼食を賞味。北京発青島経由中部空港着

 
 
北京中心市街地図

 

 
地図クリックで拡大可



     第1日目(2010−1−2)

 中部空港発 MU744 中国東方航空
 青島経由北京行き 9:00発

 青島までは約1時間のフライト
 係員の誘導により入国審査を受けた後
 同じ飛行機にて一路北京へ・・

 約2時間後、ほぼ定刻通り12時55分到着。


 

 

 北京到着後頤和園へ。

 
頤和園は、かつての皇帝の別荘兼政務院でした。
 本来この地区には山はなかったのですが、人口の
 湖を堀ったため、その土を積み上げて山を作った
 のです。
 
 当日は、寒くて寒くてじっと立ってもおれないくらい
 でした。 それもそのはず、湖はすっかり氷が張り、
 現地の人たちはスケートを楽しんでいました。
 

 頤和園の回廊は700メートルも続き、夏場は湖を
 わたる風が心地いいとのことでした。 



    右側の写真は世界遺産認定証です。

          夕食に向かう途中に出会った屋台の列(左)。
寄ってみたいと思いましたが、ガイドさんに
衛生的でないとのことで止められました。


      
        こちらは広東料理の老舗店



 


     
 第2日目(2010−1−3)

 
予想はしていましたが、それにしても40年ぶりとかの
 大雪になりました。そのため、スケジュールは大幅に
 変更されました。 北京市内を主に訪問することに
 なりました。

 まずは
天壇公園
 こちらも世界遺産に登録されています。

 歴代の皇帝が天を祀ってきたと言われます。


    

  上の書は中国最後の皇帝の末裔にあたる愛新覚羅
   先生が、目の前で書かれたものです。 

 

          

 
吹雪の中の「天安門広場」

 有名な故毛沢東主席の肖像画とともに、
 「中華人民共和国万歳、世界人民大団結万歳」・・・と。

 それにしても、よく滑り、よく転びました。

 そして・・・、

 今回の旅行の目玉のひとつ、故宮博物院(紫禁城)の
 登場です。


 写真は太和殿に通ずる太和門です。
 故宮博物院(紫禁城)太和殿。歴代の皇帝が君臨。
 
 清朝末期、西太后や光緒帝、そしてラストエンペラー
 愛新覚羅溥儀らが・・・。


 太和殿の中は、ガランとして特筆すべきものは
 何もありませんでした。
 
 紫禁城に関しては、皆さんご承知のとおりです。


 


 

            


北京の新名所:

前門大街、1920年代を再現したレトロ調の街並み。

日曜日とあってか、遊歩道を思わせる人通りも多く、
新しい中国の息吹が感じられました。



日本でもお馴染み、ユニクロやマックがあったり、
これからさらに人気の出るところだそうです。


夕食のメニューはシュウマイ料理でした。

     
 

 
夕食の後は、カンフーショーを楽しみました。
 このショーを行う劇場はここしかないそうです。

 ここでも子どもたちの迫力ある演技が見ものでした。

 写真は演技前のお祈りと演技後のフィナーレ。 



 


 


  
 第3日目(2010−1−4)

 
昨日からの大雪は一旦止まったものの、
 なお高速道路は閉鎖されたまま。

 予定された万里の長城、「八達嶺」は中止されました。
 その代わりに、万里の長城の一部である「居庸関」
 に行くことになりました。


 宿泊ホテル:新世紀日航飯店(1988年オープン)

 高速が閉鎖のため一般道を延々と・・・。



 
やっと着いた「居庸関」、遥かかなたまで長城は
 続きます。
 万里の長城の全長は6,000kmに及ぶとか・・・。
 日本列島の3倍ですね。

 
  
 こんな山岳地帯を匈奴自身が超えてくるのも
 大変なのに、それにも増してこんな要塞を建造
 したものと思います。

 


 「明の十三陵」・定陵/地下宮殿

 世界遺産のひとつ。


 このあと九階建ビルに匹敵する地下階段を
 下りて、皇帝の棺と皇后の棺を


   


        

 
   
 


 北京に戻ってオリンピック会場を外から見学。

 左は水泳会場

 右はオリンピックメーン会場(鳥の巣)
 




 
夕食はお待ちかね! 「北京ダック」
 包丁さばきも鮮やかにショーの始まり。
 北京では皮だけでなく、身も調理してくれて美味!

 皆さんご満足のご様子でした。
 





 食事のあとは京劇鑑賞:

 出し物は @三国志 and  A孫悟空
 写真は最後のカーテンコール




  
 
  
 第4日目(2010−1−5)
 
 四合院造りの民家と庶民の方の暮らしぶり
 を見学する胡同(フートン)散策。

 移動は人力車を利用しました。



 訪問したお宅は劉さんというお方の自宅でした。
 真ん中のグリーンの外套の方が劉さんです。
 オリンピックのときには、民宿として開放された
 そうです。


 
寒いのに将棋の実演までして頂きました。




  


 なおも発展する北京の象徴とも言える
 テレビ放送局のビル

 右の写真は、雪で覆われた北京空港。

 大雪と寒さに震えた北京の旅も以上で
 終了です。
 

 ・・・・・ご覧頂きまして誠にありがとうございました、謝謝!・・・・・