屋根塗装
軽量スレート瓦
軽量で地震に強く半永久的で屋根の葺き替えをしなくても良いなどのうたい文句で
一時ブームであったS社の軽量スレート瓦ですが
劣化して防水性が無くなると冬季に染み込んだ水が凍結して瓦を裂いていきます。
定期的にメンテナンスをしませんと耐水性を失い瓦そのものが裂け・割れ・崩壊してしまいます。
1・近隣への配慮・安全に作業するために必要であれば足場を架けます。
2・専用下地処理材にて脆弱な部分を補強します。
3・専用補修材にて割れ・はがれ等を補修します。
4・強膜な塗料にてお好みの色でコーティング仕上げ。
カラーベスト・コロニアル・セメント瓦等
窯業系の屋根は特に下地調整が肝心です。
軽量で安価である事が利点です。
水分の吸収を避けるため塗装がされています。
塗装面が傷んでくると吸水し長期間放置しておくともろく割れやすくなり、最悪の場合は葺き替えになる事もあります。
表面上は5年も経過すると劣化が顕著に現れますが10年くらいのペースで塗り替えすれば大丈夫でしょう。
施工前 | 高圧水洗浄 | 洗浄後 | 施工中 | 完了 |
洋風コンクリート瓦
洋風コンクリート瓦表面には着色されたカラースラリーと呼ばれる層があります。
これはセメント・砂・骨材・着色されたセメントにより構成されているものです。
従来ではカラースラリー層の傷んだ面に塗装しても十分な密着強度が得られず早期の塗膜ハガレが起こるものでしたが
現在では傷んだカラースラリー層を補強しなおかつ強度な付着性をもつ下塗り塗材・中塗り塗材が開発されております。
施工前 | 高圧水洗浄後浸透性特殊エポキシシーラー全面塗布 |
※カラースラリー層の劣化程度によっては厚膜型の中塗りを塗布します。
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上塗り1回目 | 上塗り1回目完了 | 上塗り2回目完了 |
【洋風コンクリート瓦】
高圧水洗浄後 | → | 浸透性特殊エポキシシーラー | → |
中塗り(黒) | → | 上塗り(指定色) |
折板屋根(金属屋根等)
金属屋根は定期的にメンテナンスをしないと錆て穴があいてしまったりします。
塗料の密着をよくするために入念な下地調整が必要です。
ほこりや錆をしっかり落としてやや粘度の高い錆止め塗料を塗ります。
仕上げはウレタン系以外にも防音断熱効果のあるアスファルト系などがあります。
ケレン・高圧水洗浄後 | 錆止め | 上塗り(1〜2回) |