昭和29年原水爆実験により目覚めた凶暴で凶悪な怪獣、それがゴジラ誕生である。
ちなみに、この時の『ゴジラ』の副題には「水爆大怪獣」と書かれていた。しかしゴジラがいつも悪玉だったとは限らないのです。人類を恐怖のどん底に突き落とすゴジラの極悪ぶりが子供たちのアイドル・スターとなって作品を追うごとに善玉へと変ぼうしました。悪玉怪獣が 日本を襲うとゴジラが現れて、やっつけてくれたりしたのです。
あげくのはては、『シェ〜』のポーズまで・・・
ゴジラ本来の姿からあまりに懸け離れてしまったため昭和50年にゴジラ映画は一時打ち切られました。しかしゴジラを愛する人々から、再び怖いゴジラを見たいとの多くの要望も高まりゴジラ復活委員会なるものまで結成され、その熱望に応えて再び凶暴で強大なゴジラが戻ってきました。
●ゴジラが壊した主な建物
1954年 品川駅・国会議事堂・和光ビル時計台・日劇
1955年 大阪市庁舎・大阪城
1962年 北極の某軍事基地・熱海城
1964年 四日市コンビナート・名古屋タワー・名古屋城
1964年 横浜港一帯
1968年 ニューヨークの国連ビル・東京湾一帯
1971年 田子の浦一帯
1974年 横浜コンビナート地帯
1975年 横須賀港一帯
1984年 有楽町センタービル・京王プラザホテル
昭和36年『モスラ』が公開された。ハッキリ言って「蛾のオバケ」くらいにしか思ってませんでしたが、妙に記憶があるのは、♪モスラ〜やモスラ〜のフレーズ。インファント島から日本に連れてこられた小美人を迎えにモスラが初来日するというストーリーでしたね。それから3年後ゴジラ映画4作目『モスラ対ゴジラ』で再登場。静乃浦に流れついたモスラの卵を追って突然出現したゴジラ卵に容赦なく攻撃を続けるゴジラ!その時、卵を守るためモスラの成虫が飛んできたぁ〜!空中からの攻撃をしてみるものの、一向に埒があかない。
そこでモスラの最大の武器、毒りん粉をゴジラに吐きかけたぁぁ〜(やっぱり蛾か?)
もがき苦しむゴジラは放射能火炎で応戦。
それがモスラの羽根を焼いてしまい、そのままモスラは卵へと舞い降りて死んでしまうのであった・・・このままでは卵のピンチとばかり♪モスラ〜やモスラ〜を 熱唱する小美人。
すると、卵から幼虫が2匹産まれた!
(イモ虫みたい・・・やっぱり蛾か?)
この双児の幼虫がゴジラに向って攻撃を始めた。
といっても、イモ虫みたいな幼虫なので武器といっても糸を吐くか噛み付くくらいなもんですがこやつの吐く糸が強力で、ゴジラの動きを封じ込めてしまいゴジラは遂にガケから転がり落ちてしました。その後、双児の幼虫は小美人を乗せてインファント島に帰ったというストーリーでした。
昭和39年『三大怪獣地球最大の決戦』でデビュー。
ゴジラ映画5作目にしてゴジラ以外の強力な悪玉の登場です。では、ゴジラはどうしたか?実はこの5作目では、善玉になっているんですねぇ。
ストーリーの舞台は、富士のすそ野である。
黒部ダムに落下した隕石の中から、
キングギドラが誕生した。
迎え撃つのは、ゴジラ・ラドン・モスラである。
凶暴なギドラは引力光線を吐きまくる。対してゴジラが放射能火炎で応戦。ラドンは口ばし攻撃だぁ〜(案外ダメージをあたえているようだ)
結果はゴジラ・ラドン・モスラ組の勝利となった。すっかり善玉ヒーローとなったゴジラだったのだが
2001年公開の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』ではゴジラとキングギドラの立場が逆転しています。凶暴に破壊を繰返すゴジラに対して、
日本各地から怪獣が集結してゴジラに挑みます。
ここでは、キングギドラは日本の伝説怪獣でした。
ゴジラがキングギドラに放った放射能火炎に身を呈して
モスラが飛び込みギドラの身替わりになるシーンは、モスラのイメージアップと同時にゴジラの極悪イメージも復活させました。バラゴンもゴジラの前では、まったく歯がたたなかったですね。
話しは戻って、昭和40年公開の『怪獣大戦争』では、
モスラとバラゴンを除く同じメンツで大乱闘します。
ストーリーは、X星で暴れているキングギドラをやっつけるためにX星人が地球からゴジラとラドンを連れてきて戦わせる〜なんて破天荒なシチュエーションなんでしょ。
明神湖に眠っていたゴジラ(いつの間に?)と、わしゃ沢にいたラドンはX星人により磁力コントロールでX星に転送されるのである。
そしてゴジラ・ラドン組vsキングギドラの対決が始まった。岩石落としや体当たりという地味な戦いでキングギドラが
退散するというものでした。