昭和33年にニッポン放送でラジオドラマ化が最初。
続いて、昭和35年2月1日〜同年4月25日まで30分モノクロで日本テレビ系で実写版が放映されている。
この初代実写版の鉄人は人間の背丈より少し大きいだけの
着ぐるみでした。
後半では鉄人らしくサイズの大きなデザインのものに差し変わっているらしい。放映話数は13本。
続くアニメ版は、昭和38年10月20日からフジテレビ系で放映され昭和40年5月27日の放映終了まで、同時期に放映された『鉄腕アトム』ともども大ヒットとなった。こちらも30分モノクロで全83話。放映終了後も人気は衰えず、昭和41年9月1日から昭和42年5月25日まで新作13本を追加して再放送26本がオンエアされている。

ストーリは、主人公金田正太郎の父金田博士が、助手の敷島博士と共に第二次世界大戦中に軍に依頼され「死なない兵士=鉄人」の製作をすることになる。
鉄人1号から順に開発が始まり満足のいく28号ができるわけですが、実は28号を完成させたのはPX団だったのだ。つまり金田博士は28号の完成を見る事なく他界してしまったのでした。
操縦器によって操られる鉄人28号は当然、操縦器の操作どおりにしか動くことができない。
したがって初登場の時は、PX団が操縦する鉄人28号だから完全に悪役デビューだったんですね。
そんな鉄人に金田博士の後を受け継いだ敷島博士は悲しみ、鉄人28号を戦争の道具ではなく平和に役立てようと大塚警察署長と相談し、金田正太郎に鉄人28号の操縦器を託そうとPX団との攻防がはじまるのでした。

鉄人28号は当初、空が飛べない地上型ロボットでしたがこれまたPX団に鉄人が奪われた時に、ロケットモーターを付けてもらったんですね〜。
PX団って敷島博士より先にいってるかも・・・。

ちなみに鉄人28号の元のタイトルは「剛鉄人間28号」でしたが長過ぎるということで、変更されたようです。
実際にストーリーに登場してくるのは、開発途中の26号(ロボット26号)からでした。
なんだかシンプルで重そうなロボットでしたが強度の問題で没作品になってしまいました。
続いて完成したのは鉄人27号だった。こいつは人型ロボットでゴルゴ13みたいな顔つきでしたが
いざ動かそうと電流を上げたところで爆発するというお粗末なものでした。時が流れ、PX団の手によって何とロボット26号が復活。それを使って強盗に勤しんでいた。たった一言だがロボット26号は喋ったりしたのだ。
しかし、正太郎によって簡単に破壊されてしまった。
さらにPX団は何と、鉄人27号までも復活させたのだ。
この時点で敷島博士以上のスキルではないかと思う。
この27号復活は、さすがに敷島博士も正太郎も腰をぬかしたようで、初対面では28号と間違える有り様だ。
PX団の遠隔操作によって破壊を繰返す27号。驚くことには、PX団の基地内では28号の完成も近づいていたのだ。(おそるべしPX団)そんな時、27号が暴走し出してPX団の基地をも襲う。これをまだ未完成だった28号を使って鎮めようと強行手段に出たのだ。
ここに27号vs28号の肉弾戦が基地内でくり広がる。
鉄人28号が空を飛べるようになり、正義の味方に定着したころには、いよいよ鉄人のライバルが現れる。

最初に現れたのは恐竜型ロボットで巨大なものでした。
鉄人は腕をもがれながらも何とか勝利しますが実は大塚所長の協力なくしては、勝てなかったかも。

次に登場するのが、「ブラックオックス」だ。

不乱拳博士の秘密を求め海底墓場を探るが、死体はすでに持去られていた。黒衣の男の部下が不乱拳博士の死体を盗み、生返らせて、鉄人より強く頭脳を持ったロボットの制作を依頼したのだ。
オックスは近づいただけで相手を操縦不能にしてしまう電磁波を武器に鉄人との対決を繰返すが、のちに敷島博士によって正義の味方へと変わり、鉄人とともに敵に立ち向かうのだった。

ちなみに空が飛べる「バッカス」も不乱拳博士が作ったロボットである。