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第1話 熟成焼酎

 いままで、ほとんど焼酎は飲まなかったのですが最近は時々飲んでいます。
 妹夫婦と居酒屋へいって飲んだ焼酎が、非常に飲みやすかったのがきっかけです。そこで飲んだブランドが判らないため、いろいろ買ってきて飲んでいます。
 まずは、伊勢萬の「ステラ光年25」(トウモロコシ・大麦製焼酎)、次ぎに、雲海の「那由多の刻」(そば焼酎)。いずれも、熟成焼酎で、焼酎特有のくさみがなく、ウイスキーのような味わいで、おいしく飲めます。ただ、度数が高いため、飲みすぎに要注意です。いずれも、酒ディスカウント店で1000円前後で買えます。

 



         
<焼酎雑学>
 焼酎は、日本を代表する蒸留酒で、ジン・ウォッカ・ウィスキーも蒸留酒の仲間です。蒸留酒は、麦・トウモロコシなどの穀物原料を主な原料とし、醗酵後、蒸留して作られた酒のこと。
 焼酎には、甲類焼酎、乙類焼酎の2種類があります。甲類焼酎は、連続式蒸留機によって製造されているため、純粋で洗練された酒質が特徴。そのままロックや水割りで爽やかな酔い心地を楽しむことができますが、クセがないことから、チューハイなどのミックスベースとして、広く親しまれています。
 乙類焼酎は、主に、九州地方で作られてきた焼酎で、麦・米・芋等を原料に、単式蒸留機で製造されています。
 意外にも、アルコールは、内臓の疲労回復に効果があります。なかでも、焼酎は、カロリーが少なく、胃の負担も少ない上、血行を良くする働きがあります。といっても飲みすぎは考えもの。
 さらに、内臓の疲れを解消するために、とっておきの方法をお教えします。なんと、梅干を加えるだけで疲労回復の効果がぐ〜んとアップ。その原因は、クエン酸にあります。梅干には、かぼす、すだち、レモンなどと同様に、クエン酸が含まれています。クエン酸には胃の粘膜を保護する働きがあるので、胃潰瘍にもよいとされています。焼酎を一杯やりながら疲れがとれるなんて、ちょっとお得な気分ですね。