禁煙外来

写真喫煙されている方も、一度は禁煙をと考える方は多いものです。しかし、禁煙をしても長く続かず、すぐにタバコを吸ってしまうというのはよく聞く話です。当外来では一人ひとりの喫煙習慣・喫煙背景・ニコチン依存度を考え、各々にあった禁煙プログラムの作成をおこない、みなさんの禁煙のお手伝いをしています。

毎週金曜日午後に予約制で禁煙外来をおこなっています。受診希望の方は、まずお電話にてご予約ください。

 喫煙の現状
近年、健康増進法の施行や国民の健康への意識の高まりから喫煙率は下がりつつあります。しかし、他の先進諸国に比較して、日本ではまだまだ喫煙率が高いというのが現状です。また、未成年者の喫煙率は年々増加傾向にあり問題となっています。

 なぜ禁煙は難しいのか
従来の考え方では、たばこは嗜好品、喫煙は単なる習慣で、本人の「意志」の間題であるというものでした。しかし、最近の研究ではタバコがやめられないのは心理的依存と、ニコチンに対する身体的依存より成り立つ「依存症の一型」であるということがわかってきました。よく「タバコをすうと落ち着く」というのを聞きますが、これは「タバコを吸わないと落ち着けない」ということを意味しており、すでにニコチン依存症の症状なのです。ニコチンは、アルコールやヘロン、コカインにも匹敵する強力な依存物質です。したがって禁煙を実行した直後は非常につらく、さまざまな耐え難い離脱症状、いわゆる禁断症状(イライラ、頭痛、眠気、倦怠感など)に悩まされることもあります。しかし、最近ではニコチンガムやニコチンパッチ等を使用し、ニコチンを薬剤の形で補充しながらまず心理的依存から離脱を果たし、その後に身体的依存を断ち切るニコチン代替療法が用いられるようになり、禁煙が以前に比べ容易になってきています。