★DLさんのヒルトン東京レポート 2005.3★


 皆さん、こんばんは。

 今週15日火曜日に久しぶり(今年1月以来)にヒルトン東京に行ってきました。
ヒルトン東京は、東京ベイとは違って、外国人やビジネス客が多く、いつも1Fのロビーは
混雑してます。
チェックイン時のHオーナーズの専用デスクは、ダイヤモンド会員しか利用できません。
(数年前まではゴールド会員以上だったのですが、、)
そこへ行くと「アップグレードしたのでエグゼクティブラウンジでチェックインして下さい」との事。
ヒルトン東京は、ダイヤモンド会員の比率が多く、ゴールド会員では東京ベイのように毎回アップ
グレードできないとの噂もありますが、私は運良く(?)ゴールド会員の時からほぼ100%アップ
グレードされています。

 ラウンジは毎日、18時〜19時30分までカクテルタイムがありますが、外国人やビジネス客で
すぐ満席になるので、早めに行く事をお奨めします。
飲み物はシャンパン、ワインなど一通りあり、つまみも2〜3品日替わりであります。
私はシャンパンやワインしか飲んだことはありませんが。
シャンパンは「パイパー・エイドシック」のブリュット、赤と白のワインは、「ヒルトン・ワインエクスピ
リアンス」から1種類ずつ。
基本的におかわり自由なので、私達はいつもシャンパンを1本飲んでから夕食に行きます。

 夕食は「トゥエンティーワン」。
このレストランは今年の1月からミシュランシェフのステファン・ガボリョー氏が就任して、フレンチ
ダイニングとして衣替えし、独創的な素材と味の組み合わせが特長のレストランです。

 コースメニューは3種類あり、今回注文したのは、一番安い9,817円(税・サービス料込)です。
メニューは下記の通りです。
・アミューズ(フルーツを使ったテリーヌに冷たいフルーツソースがけ)
・帆立貝のオードブル トリプルテイスト ビーツソース
・レンズ豆のクリームスープ ベーコンのグリエ
・子牛のロースト マカロニチィンバルとオニオンコンフィ
・ハイビスカスババロア 苺のスープ ヨーグルトレモンソルべ

です。
どの料理も今まで味わった事のない創造的な味わいです。
3種類の帆立貝のオードブルは生、グリルとどれも美味。
中でもグリルした帆立貝の周りに寿司の軍艦巻きのように海苔を巻き、上に半熟の鶉の卵を
乗せたものは逸品です。
また、海の幸と山の幸を組み合わせるのが新鮮で、メインの子牛もさりげなくアサリを添えて、
肉と一緒に味わうといった料理が特徴で、ますます気に入りました。
ワインは、まず、白ワインで「ヒルトン・ワインエクスピリアンス」の中から、カリフォルニアの
「ケンドールジャクソン」のシャルドネ。
カリフォルニアらしく、適度に樽香があり、バターリッチなシャルドネで、コクがありますが、酸味も
利いていて飲み安く、帆立に合います。
メインは同じくカリフォルニアの「ラ・クレマ」ジンファンデルで、ZIN独特の華やかな花の香りで
飲み口はカベルネほどではありませんが、結構ヘビーで、肉にはジンファンデルが合います。
昔のTVドラマ「刑事コロンボ」でも「牡蠣にモーゼル、肉にはジンファンデル」といってました。。
(年齢がバレますね)

 ガボリョ―氏は17日に来日して28日まで日本にいるそうです。
機会があったら、是非、組み合わせの妙を味わって下さい。
ちなみに来週、ガボリョ―氏の「クッキングクラス」「ワイン&ダイン」があり、早速、「クッキング
クラス」を申込みました。
ガボリョ―氏のクッキングデモンストレーションとランチコースで、今から楽しみです。



  (2005.3に掲示板に投稿していただいたものを転載いたしました)