★DLさんのヒルトン東京ベイレポート 2005.4★


 みなさん、こんばんは。

 4月15日から1泊で宿泊してきました。
今年6回目です。

 今回は連れの誕生日ということで毎年恒例の2人でディナーです。
昨年までですと「松風」があり、春の味覚「たけのこ」を食べに行っていたのですが、今年は
「王朝」のディナーです。
「アチェンド」も候補にあがったのですが、メニューが同じでほとんど食べ尽くした感があった
ので「王朝」にしました。
メニューは赤坂璃宮の譚彦彬総料理長と王朝の宮本荘三総料理長の春の競演、
コラボコースです。
内容は、先に行なわれた両氏のスペシャルディナーを踏襲したもので 1人前10,000円
(税・サービス料込)です。
メニューは次の通りで、料理によってどちらかの総料理長のレシピです。

・焼き物前菜盛り合わせ 広東スタイル(譚氏)
・キヌガサ茸とアワビとフカヒレの煮込み(宮本氏)
・みる貝の湯引き 特製ソースで(宮本氏)
・揚げ豆腐の特製スパイス(譚氏)
・牛フィレと貝柱の黒胡椒ソース炒め
・銀鱈の雪菜と唐辛子のせ蒸しご飯
・特製五目入り蒸しスープ
・フルーツとマンゴープリンの盛り合わせ
・香り高き銘茶をどうぞ

です。
( )内は料理を考えた方です。
後半は、ワインの酔いが回ってきて忘れました。
譚総料理長の料理は優しく繊細な味わいですが、全体的に中華料理の素材の味が活か
されており、宮本総料理長の日本人好みの味わいに比べて、男性的に感じました。
もちろん、宮本総料理長の料理も好きですが、他の味わいの料理と一緒に味わうことで、
また一段と美味しく新鮮でした。

 ワインは、ディナーの前にルームサービスでスパークリングを1本空けてきたので、(誕生日と
いうことでサービス、その他部屋には普段より種類が多いフルーツとチョコレートがありました。)
最初から赤、カリフォルニアの「ラ・クレマ」のジンファンデル・リザーブ。
このワインはボトル11,000円です。
ジンファンデルはカリフォルニア特有のぶどう品種(元はヨーロッパでアメリカに入ったらしい)で、
花の香りのような華やかながら濃厚でスパイシーな味わいが特徴のワインで、主に肉料理に
合いますが、このワインは味わいがエレガントで、くどくなくピノノアールを感じさせる味わいです。
今回の料理にこれ1本で合わせるのはちょっと微妙でしたが、前菜の焼き物の肉の素材の味、
みる貝の特製ソース、揚げ物のスパイス、黒胡椒ソースなどとは良かったです。
ヒルトン東京ベイのワインリストは、他の東京や小田原などと異なり、結構、趣味的な特徴のある
ワインが揃っております。
特にカリフォルニア、イタリアなどがお奨めです。

 翌日は、いつも通りラウンジで朝食を取った後、プール&サウナで運動。
酒を抜いてから「アチェンド」のランチです。
今回で、メニューにある料理は食べ尽くしました。
ワインは、プロツナ−のスパークリングとスペインのトーレスの白ワインの2本。
特にトーレスの白は、ゲヴァルツメインで軽くて飲み易いです。
昼飲むには白が一番美味しい。
ところで、「アチェンド」の5月のディナーは「アラビア(?)」コースが出来るそうです。
以前の「ボレロ」の代わりのような位置付けで、「ベリーダンス」のショーもあるそうですが、私は
5月は行く予定がないので味わえそうもありません。
残念です。

 GWは成田、ソウルミレニアム、アトランタ、セントピータースパーク、アナハイム・オレンジと
ヒルトン三昧です。



  (2005.4に掲示板に投稿していただいたものを転載いたしました)