★ぜ んさんご一家のラスベガス旅行レポート2004.8★


夫婦で乗ったJAL−Fクラスシート
 昨年、飛行機をJALに集約して、ついでに1泊2日沖縄島巡り等も楽しんだため初のJGPを獲得した。
JGPのホテル券とアップグレード券が欲しかったからである。
昨年JGPを獲得したのは大正解で、来年からはホテル券は2枚が1枚になるし、アップグレード券は、
悟空では使用できなくなる。

 今年の1月の段階で、JGC予約に電話して8月のラスベガス行きのアップグレードのお願いと座席の
予約をおこなった。
アップグレード券は発行されていないし、悟空の料金も発表されていなかったが、問題なく手続きが終わった。
行きのコンフィグはK13で、2クラス運用なのでFクラスシートを確保できた。
ただし、半年も前に機材繰りが確定できるわけもなく、運を天(JAL)に任せるしかないようである。
帰りの良い方向への機材変更も期待して往復とも2ACを確保した。

 結果的に機材変更はなかったのであるが、我が家の状況がいろいろ変わり、夫婦水入らずから子供も
連れて行くこととなった。
それも家内の実家岡山からの出発に変更しなければならない。
6月になってから子供は、岡山出発のJAL悟空で発券した。
そして、行きだけのアップグレードをリクエストした。
東京発より1万円高くなったが、岡山−羽田を5000円で乗れると考えればとてもお得である。
家内の分も岡山発に変更してもらおうかと思ったら、キャンセル料で3万円かかると言われ、特便割引で
手配した。往復3万円を無駄に出費した。

 ところで、ラスベガスへの出発間際は、私はバンコク、妻子は岡山にいたわけで、台風10号が、のろのろと
邪魔をしておりハラハラしていた。
ちなみにバンコクコンラッドでは、NHKの衛星放送が見られるし、朝の新聞も読売新聞と地元の英字新聞の
2紙が届くので、まったく情報に遅れはない。
JALに聞いてみると妻子は、岡山から飛行機が飛ばない段階で、悟空を無料でキャンセルできるとのことで
あった。
また、新幹線で成田に向かう場合は、子供は、岡山出発の悟空なので新幹線代をJALが支払うが、家内は、
特便割引のキャンセルを無料でしてくれるだけとのことであった。
ちなみに妻子が来られなくなって、出発できない私は、航空券を諦めるしかないそうだ。
成田は単なる乗り継ぎなので、そこで旅行をやめたらそれ以降の航空券は無効になるとのことであった。
そうなれば、バンコク−成田を19万円で買ったことになる。

 台風は、岡山を直撃コースであったが、若干左にずれたので、飛行機は遅れることなく岡山を飛び立ち、
なんの問題もなく集合できた。
リスクを考えて早めの飛行機にしたため昼には成田に到着してしまった。
たまには、空港ではなく成田で食事をしてみようと言うことになり、途中下車したが駅前はとても寂しい場所で
ビックリした。
商店はほとんどなく、飲食店が多かった。
その中から大阪串あげ(2度漬け厳禁)の店に入り、串揚げと冷やしうどんとビールで食事した。

 いつもの第2ターミナルは大混雑で、前日が夏休み出発のピークであるのが頷ける。
Fクラスカウンターは、3組くらいがチェックインしていた。
ちなみに全組がラスベガス行きだったのでビックリ、、、、
子供たちも無事にCクラスの搭乗券を受け取り、ラウンジに移動した。
いつもは時間がないので諦めていたマッサージを受けるべく、2Fのラウンジに予約に行った。
先客は、2名しかおらず、30分後にはマッサージが受けられるようである。
とりあえずラウンジを後にしてシャワールームに向かった。
JGCのマッサージやシャワー無料はとても良いサービスである。
第1ターミナルのシャワーは、シャワーブースだけであるが、第2ターミナルのシャワーは、バスタブがついており、
お湯をはって入浴すると狭いユニットバスながら何とも気持ちが良くなってくる。
次回は入浴剤を持参しようと心に決めた。(笑)
 ここで汗を出し、ラウンジで飲む生ビールが美味しいのだ。
ラウンジのマッサージもたった10分とはいえ、丁寧にしてくれるのでとても気持ちが良い。

 そうこうしているうちにあっという間で出発時間となった。
われわれは、AコンのFクラスシート、息子たちはBコンのCクラスシートである。
Fクラスシートは、完全に180度となりベッドで寝ている感覚である。
また、トイレも大理石風のつくりで窓までついているトイレがある。
手を拭くタオルも布のタオルでできており、なぜか、今でもそのタオルが私のポケットに入っている。(笑)
CAの人たちもFクラスシートの搭乗客には、他のCクラスより親切にしているような気がする。
我々は、初のFクラスシート体験。
子供たちは、初Cクラス体験と貴重なフライトとなった。


二度と泊まらないラスベガスヒルトン
 ヒルトンのゴールド会員の特典に気をよくした私は、ラスベガスでもお得を味わおうとラスベガスヒルトンを
129$で予約した。
三井住友VISAカードのゴールドにも申し込んだ。(リボ払い専用カードで年会費が8000円である。)

 JALはラスベガス空港の第2ターミナルに到着するが、初の第2ターミナルのあまりに寂しい雰囲気にビックリした。
日本の地方空港の方が立派である。
まあ、入国審査も空いているし、タクシー待ちもなかったから文句はない。
10時頃には、タクシーでラスベガスヒルトンに向かった。
ストリップのホテルと違い、高速道路の使用に迷うことなく、10分くらいで到着した。
ホテルのチェックインも空いており、宿泊カードもサインだけで済んだ。
部屋も2部屋をコネクティングルームとしてくれた。
11時には、部屋に到着しのんびりとすることができた。
ただし、サービスはここまでで、ゴールド会員に対するサービスは全くないといえるのではないだろうか。
部屋も古く、特に子供の部屋は、アメリカの男性が良くつけている香水の匂いに私は耐えられず、広い部屋なのに
テーブルがなく(窓のところに物を置くスペースがある)とても使いにくかった。
朝食のサービスなどは案内されなかった。
ホテル内の割引券の冊子はくれたが、一般の宿泊客にも配布しているものと思われる。
ラスベガスヒルトンは、コンラッドバンコクとベラッジオに狭間に泊まったもので、余計に悪い印象になったようである。

 また、期待のモノレールは、1回3$で子供料金もないので、家族で1回12$もかかることとなる。
よって、1回しか利用しなかった。タクシーの方が便利である。
 今回、ベラッジオのレイクビューを139$で押さえている我が家は、129$のラスベガスヒルトンに魅力をまったく
感じなかった。
ちなみにお風呂は、横幅も大きく夫婦で入浴することもできるし、プールにはカバナがあって、半日40$で貸して
くれるので便利であったが、我が家は二度と宿泊しないと思われる。


ベラッジオのチェックインは、2時間トラブル
 今回のベラッジオの予約は、私のスロットホスト経由の129$の部屋と、家内の名前でwebから予約した
キャンペーン料金の139$(レイクビュー)の2部屋だったので混乱が予想された。
しかし、12時のチェックインでは、割合スムーズにレイクビューの1ベットに変更してくれれば、サンセットビューの
129$の部屋と近い場所にアサインできると言うことで、1ベットで二人で寝るのが嫌いな私も承諾した。
ただし、129$の子供部屋は、掃除が済んでいないので2時間待っていて欲しいとのことだったのでレイクビューの
部屋に荷物を置き、バフェイで食事をして部屋で待っていた。
部屋に戻り2時間(約4時間)くらい待っていても連絡がないので、フロントに確認に行った。
新しい部屋のカギを受け取ろうとするとその部屋は、もうないと言うではないか。
何を言っているか理解できず、私が怒っているとフロントは、どこかへ電話をかけて私にかわれという、電話は委託通訳の
家につながっているようで、通訳を介して交渉を行った。
紆余曲折があり、結局、カジノレートの部屋を諦め、別のサンセットビューの部屋を139$で家族4名が宿泊すると
いう妥協しがたい条件で承諾した。
フロントで2時間も立ち続け疲れて妥協した。
まあ、もともと179$のサンセットビューに家族4名で宿泊するとエキストラベット代などで、214$位かかるし、子供が
いてはカジノであまりプレーできず、カジノレートに縛られるのは嫌であると言う気持ちが働いた。
 結論としては、カジノレートとwebレートの二つの予約があったのが話しを複雑にした。
キャンペーンのレークビュー139$が出た段階で、カジノレートをキャンセルし、webレート2部屋に統一すべきであった。
しかし、今回の幻のレイクビュー139$はもったいなかった。
部屋で撮った記念写真だけは残った。
 我々は、23階に宿泊したが、どちらの部屋もリニューアルされており、家具もベージュ系からブラウン系にかわり、
ミニバーの冷蔵庫や高速インターネットも完備された。
人気のあるホテルは、リニューアルも早いのだと感心した。


カバナは最高でも200$
 ベラッジオのカバナは、人気があるようで一般の人の予約はとても入りにくくなっているようであった。
カバナで確認したら満員と言われたので、カジノホスト経由で予約してあると言ったら、利用当日の朝、電話をくれること
となった。
 朝に電話をもらい家族で過ごす、優雅なカバナを楽しむことができた。
優雅なカバナ生活と言っても子供は、プールで遊び、我々はカバナのベットで読書&昼寝をしているだけだが、いつもは
2時間で出てくるプールに1日いられた息子は満足なようである。
15時を過ぎるとカバナホストがチェックアウトをしにくる。
料金は何と200$である。
我が家の部屋代139$より高いのだから贅沢なものである。
この200$には、冷蔵庫内のフルーツの盛り合わせ、コーラ6本、スプライト6本(リクエストで聞いてくれた)水6本を含む。
また、フレッシュオレンジジュースは有料であった。
 最終日のコンプ交渉で、カバナチャージを安くしろと話したら、フード100$とカバナチャージ100$を引いてくれると
カジノホストが紙に書いて説明してくれた。
また、PCのディスプレーでも確認させてくれた。
しかし、チェックアウトをにし行ったときにカバナチャージの100$は割引になっていなかった。
文句を言いたいが、飛行機の時間が迫っているので、諦めた。


ズマニティーは、んーーー!!
 私は、シルクドソレイユファン。
新しいショーができたと言われて、行かないわけにはいかない。3ヶ月前にはセクション103の前から3番目を確保した。
シルクドソレイユの座席は、どんなショーでもセクション103が真ん中である。料金は95$。
 さて、ショーの中身は、私には無理だったようである。
セクシーも上品にやってくれればおしゃれだけど、あそこまで下品に感じてしまうのは私の感性がおかしいのであろうか。
腹筋6つ割れの女性の小さなオッパイを露出しても何だかなあ。って感じであった。
もちろん感じ方は人それぞれだが、家内には、ミスティアを見せるべきだったと反省している。
ミスティア+ラフェームの方が良かったと後悔した。

 しかし、最終日は、念願の「O」を二人でみれたので大満足である。
思えば、6年前夫婦でマンダレイベイに泊まり、ショーなんてラスベガスに行ってから取るもんだとと思っていた私たち
夫婦が「O」を見逃してから苦節6年。
その間、私は4回(毎年)も見て、5回目にして夫婦で見ることができた。
ズマニティーが95$なら「O」には950$支払っても良いと家内は言っている。
私は、「O」を見ると涙が止まらなくなる。
家内は、目をきょろきょろさせているだけで、2時間が終わった。
初めて見てもあまりにも展開が早くてついていけないようである。
6年後に再度見に来ようと夫婦で約束した。

 以上が、ラスベガスの報告です。
子供がいると動きにくく、レストランにはいるのもままなりませんでした。
よって、みなさんにとって為になる報告もなく、ただただ長い文になってしまったことをお詫びします。

 獲得マイルは、バンコク発の分を入れると31711マイルにもなるんですね。
家内は、12704マイルしか獲得してませんので、JAL悟空と同じ料金だった海外発券ってお得ですね。


 (2004.8に掲示板に投稿していただいたものを転載いたしました)