小田原旅行記 2004.10 
準備編・1日目 2日目


◆◆ 小田原旅行記 2004.10.16〜10.17 ◆◆                
 

 

小田原に新しくオープンしたヒルトン小田原リゾート&スパに宿泊してみたいと思いつつも
なかなかその機会がなかった.
しかし,ようやく1泊であるがその機会に恵まれた.
ちょうど日々の疲れがたまっていたので,癒しの旅になりそうである.



◆準備編◆                                     

<ホテル予約>

 ヒルトン小田原リゾート&スパの予約はホテルに直接電話した.
一番安いツインの部屋(15,500円/泊)を予約.
これはHオーナーズの配偶者無料料金を適用したので,プラス3,465円で残り1人の朝食,
スパ入場をつけてもらうことにした.

 またホテル内のディナーのレストランは1軒のみなので,事前に電話で予約をした.
さらに,エステの予約もした.週末はかなり込み合っているようである.




◆1日目:10月16日(土)◆                           

<小田原へ>

 今回,夫は関東地方で仕事なので1人で出発.
名古屋から新幹線を利用したが,満席であった.

熱海から東海道線に乗り換えて,15分程の根府川駅で下車.何と無人駅であった.
しかし,海が見渡せて素敵なロケーションである.

駅前からヒルトンへの送迎バスが1時間に2本ほど出ているので便利である.
なお,平日は小田原駅からも出ているそうだ.
急な坂を登って5分ちょっとくらいで13時30分頃,ヒルトン小田原に到着.
山の上にある豪華な建物でかなり心が躍る.
ちょうどこの日にチャペルがオープンしたようで,取材の人達もたくさんいた.



<ホテルチェックイン>

ロビーはゆったりした空間になっており,気持ちが良い.
フロントに行きチェクインをする.
チェックアウトを13時まで延長してもらう.

鍵は普通の金属製のものであった.

お部屋は7階の和洋室を用意してくれた.
入口ドア手前の床にはもみじの葉を2枚散らしており,季節を感じるおもてなしであった.
眺めは相模湾やオープンしたばかりのチャペルを見渡す事ができる.
テレビは液晶テレビであった.
部屋にはミネラルウォーター1人1本(ノルウェーのVOSS,ボトルがお洒落)とクッキー,
チョコレート,お餅のようなお菓子のサービスがあった.



<のんびりとティータイム>

15時からエステを予約してあったので,それまで館内をフラフラして施設のチェックをする.
本館とバーデ棟に分かれており,最初は訳がわからず迷子になりそうであった.
お腹が空いたので本館棟1階にある「ティーラックス」で軽く食べる事にする.
椅子はソファになっているのでのんびりとくつろぐ事ができる.
お茶が70種類以上あり,メニューを見ているだけでも楽しい.
ケーキセット1,365円を注文.
この時のドリンクも好きなお茶を選ぶことができる.
お茶のポットは初めて見たタイプだった(お茶が出過ぎないような工夫があり,いつでも適度な
濃さのお茶を飲む事ができる).
ケーキは秋ということでモンブランを選択したが,ちょうど良い甘さで久々に美味しいケーキを
楽しむ事ができた.
他にかぼちゃケーキなど心惹かれるケーキが多数あった.
新しくできたチャペルやバーデ施設も眺める事ができて,のんびりとしたティータイムとなった.



<優雅なエステ>

バーデ棟2階のエステティックサロン「アクアボーデスパ」で待望のエステ.
過去にフェイシャルはやってもらった事があるが,ボディは初めてである(韓国でのあかすりくらい
しかない).
もう二度と経験できないかもしれないので,奮発して「アロマフルボディートリートメント(100分)
18,900円を受ける事にする(何と宿泊代金よりも高い..).
入口のソファに座って簡単な問診表に記入後,カウンセリングルームでミネラルウォーター(VOSS)を
飲みながら,エステティシャンに現在の体調やアレルギーの有無,睡眠,肌の状態について質問される.
その状態に合わせて効果があると考えられるアロマオイルを数種類選択してくれる.
私の場合はストレスがあり,かなり疲れ気味なのでそれらを軽減してくれるような処方をしてくれた.
ここのサロンでは私と同様にエステが初めてという客もけっこういるそうである.

いよいよ施術.
ロッカーでバスローブに着替えて電話で連絡すると個室のエステルームに案内される.
私は他の店を知らないのであるが,落ち着ける素敵な部屋であった.
照明を落とし,施術開始.
アロマオイルが体温で温まり揮発した芳香成分が室内に漂い,香りだけでうっとりしてしまう.
マッサージも予想以上に心地良いものであることが分かった.
しかし,これはお金がかかることなので,知らなかった方が良かったのかもしれない(笑).
100分は長いかな,と予約した当初は思っていたが,うとうとしていた事もあってあっという間に終了.
オイルを浸透させるためにシャワーは浴びずに軽くふき取るだけで良く,入口付近にあるティー
ルームで冷たいドリンクのサービスがあった.
ハイビスカスやローズヒップが入ったお茶で微妙な酸っぱさが私には丁度良かった(シロップもあり).

このマッサージのおかげで最近のストレスがすっかり無くなった.
事実,施術後1週間は元気に働く事ができ,その効果を体感することができた.
病み付きになりそうであるが,家計を考えるとなかなか機会はなさそうである.



<洋食のディナー>

部屋に戻ると,夫が既に到着していた形跡があった.
しばらくすると戻ってきた.予想よりも早く到着できたので,バーデとお風呂を楽しんでいたらしい.

お腹が空いたので,予約していた時間よりも早めに食事ができないかとレストランに電話をする.
大丈夫とのことで,早速,本館棟1階にある「ブラッセリー フローラ」へ行く.
和食にしようかとかなり悩んだが,「きのこと小田原の山海の恵み」の名前に心惹かれて洋食の
ディナーコース7,770円を注文した.
ワインは飲み放題にしようか悩みましたが,結局,オーストラリアの赤ボトルワインにした.
ワインアドバイザーもいるので,いろいろと相談に乗ってもらう事ができる.

料理は以下の通り.

相模湾産ヒラメの香草風味,トマトのファルスとバルサミコマッシュルームソース,ホタテ貝のクリーム
スープ:松茸添え,駿河湾産の甘鯛とラクレットチーズの紙包み焼き,仔牛のフォアグラ入り香味焼き,
シナモンの香る南瓜のクリームキャラメル.

味付けは丁度私達に合い,さらに地元の食材を多用しているというのが嬉しかった.
特にクリームスープは焼いた松茸の良い香りがして幸せな気分になった.
量はそんなに多くないが,美味しい食事で大変満足した.
次回は和食を食べてみたいものである.



<館内をフラフラ>

食後に本館棟地下1階にあるアミューズメント施設に立ち寄る.
カラオケ,ゲームコーナー,ボウリングなどがある.
私達はダーツに初挑戦してみることにした.
不器用なのでなかなか思ったところにはいかないが,けっこう熱くなってしまった(笑).
運もあり,私の2戦2勝.

その後,12階にある「スカイラウンジ アティカ」にお酒を飲みに行く.
バータイムの夜はほとんど光がないので夜景を楽しむ事はできない.
お昼の方が眺めは良いかも.
ちょうど,ヒルトンでは世界のリゾートのオリジナルカクテルフェアをやっており,私は日本唯一の
リゾートである小田原オリジナルカクテルを頼む.夫はウィスキー.
それにしてもこのホテルは館内の設備が充実しているので,外に出ることなく一日中,楽しむ事ができる.
知らないうちにお金も落としているのだけど...

部屋に戻り,睡眠.