ハウステンボス旅行記 2002.7
準備編,1日目 2日目 3日目,マイレージ


◆◆ ハウステンボス旅行記 2002.7.26〜7.28 ◆◆              

インターネットで日本エアシステムの航空運賃半額キャンペーンを行っていた.
10人に1人が当選するというものであるが,試しに夫がトライしてみたら,2人分当選した.
旅行の計画を全く考えていなかったのであるが,こういったものが当選すると不思議なことに
旅への意欲が沸いてくるのである(これが航空会社の思うツボかな!?).
名古屋から利用できる区間は札幌,仙台,長崎であった...となればやはり,まったりできる
ハウステンボスに行こう!ということで,真夏であることを忘れてハウステンボスに行くことにした.



 

◆準備編◆                                       

<飛行機>

 上記のようにJASの半額券をゲットしたので,これを利用した.正規運賃の半額になるらしい.
利用期間は7月から9月末までで,1人1回利用可能である.ただし,8月1日からお盆は使えない.
バースデー特割や早割りに比べると割引率は悪いが,直前に予約しても割引価格で購入できるのが
魅力である.事実,私達の旅行は1週間前に決定したので(国内旅行はそういうことが多い),
大変便利であった.予約課に電話してみると,担当者はこのキャンペーンの事を良く知らなかった
(始まったばかりだからだろうか...).ちなみにマイルは75%しかつかないそうだ.


       

<ホテル>

 いつものインターネット予約サイトで園内のホテルの価格をチェック.どこのホテルも空きはあるようだ.
いろいろ悩んだ挙句,ホテルヨーロッパの「ハウステンボスリゾートプラン」に決定.
朝食と入場券が付いたものである.値段は金曜日泊が36,600円,土曜日泊が44,600円であった.
希望として,花火が見ることができるオレンジ広場に面した部屋が良いと書いておいた.
後日,ホテルから直接電話があり,オレンジ広場に面した部屋は1泊につき追加料金3,000円で
予約可能であるとのこと.部屋から花火を見るのが憧れだったので,お願いした.



 

◆1日目:7月26日(金)◆                               

<ハウステンボスへ>

 旅に出るというと早起きするケースが多いのであるが,寝るのが大好きな私はちょっと
辛いものがある.しかし,今回,私達の乗る飛行機は11時台であるので,特に早起きすることなく
大変楽であった.

 空港で当日に航空券を購入するのは初めてであった.予約番号を伝え,プリントアウトした半額券を
見せて購入する.半額券には身分証明書を提示と書かれていたが,係員は私達の出した運転免許証を
全く見なかった.購入した搭乗券には「業務用」と書かれていた.すずめの涙ほどのマイルであるが,
ワールドパークスに付けてもらう様にお願いした.
夫はノースウエストのシティバンクカードで購入したためか,既に登録されていたようである.
お腹が空いたので,早い昼食をとり,いよいよ搭乗.改札機に搭乗券を通したが,
半券がなぜか出てこない.「あれっ??」 と思っていたら,地上係員の一人が私のところに来て,
「帰りの航空券を見せて下さい」と言ってきた.実は,私達の航空券は搭乗禁止期間があるので
(8月1日からお盆)それを赤ペンで記入するとのこと.

 機内は70%くらいの搭乗率であった.期間限定でJASミッフィー&ディックブルーナデザインの
男女のJASアテンダント縫いぐるみが販売されており,かなり心ひかれた.
しかし,ハウステンボスでミッフィーグッズを購入する予定なので,予算が余れば帰りにこの縫いぐるみを
買おうと思った.JASは最近ミッフィーグッズが増えてきてとても嬉しい.ついでにミッフィージェットも
飛ばして欲しいなー.しかし,JALと統合したらどうなってしまうのであろうか...

 さて,長崎に到着.私達はホテル専用クルーザーに乗りたいので,バスでハウステンボスに向かった.

 

<ホテルチェックイン>

 ハウステンボスの入口で,インターネット予約した確認書を見せて入場券やホテルヨーロッパIDカード
などを貰う.差額を払えばパスポートに変更できるが,今回はアトラクションにも乗らずだらだらする
予定なので,入場券のみにした(もし,気が変われば園内でも1600円払えば,1日フリーアトラクション券を
購入することもできる).
あと7分でクルーザーが出発するというので,ダッシュでクルーザー乗り場へ向かった.
夏休みということもあり,クルーザーは家族連れで賑わっていた.白鳥のいる運河を通って,
ホテルヨーロッパへ.何度乗ってもこのクルーザーは優雅な気分に浸ることができる
(一瞬だけお嬢様気分!?).ホテルのチェックインは15時からであるが,お部屋が清掃されていたので,
14時30分前でもチェックインすることができた.ただし,この時間はウエルカムドリンクサービスが
なかった...残念.

 お部屋は519号室で,目の前にオレンジ広場が広がっている.夜の花火もこの部屋からばっちり
見ることができそうである!

 到着早々,夕食の場所を考えることにする.いろいろ悩んだ末,ホテルヨーロッパのコンチネンタル料理
「デ・アドミラル」にし,予約の電話をした.お腹が空いていたこともあり,17時30分からにした.


 

<園内散策>

 夕食の場所も決めたので,フラフラすることに.
もちろん,最初はミッフィーのお店「ナインチェ」に行った.前回訪れてから半年も経っていないのに,
ミッフィーグッズの種類が格段に増えている!ショック(!?)だったのは,オランダで買った
子供用のミッフィーの木靴が販売されていたこと.この間は売っていなかったのにー.
とにかく,新たなグッズを見つけてはキャーキャー騒いでいた.結局,購入したいグッズは
絞り切れなかったので,何も買わなかった.
そして,その辺りの専門店街をフラフラする.ハウステンボスは試食が多いので,空腹だった私達にとっては
ありがたかった.特にお気に入りは,タンテ・アニーのチーズケーキと冷奴風のクリームチーズである.
これは試食があるとついつい食べてしまうのだ...
そして,オープンしたばかりの「キッズファクトリー」へ.子供が喜びそうな遊具や施設が揃っていた.
「バサージュ」のお店を一通り回ったら,さすがに暑さで疲れてきた.
そこで,カフェ&バー「グランキャフェ」で休憩.いかにもヨーロッパにありそうなカフェでとても
懐かしいような気がした.二人ともアイスダッチコーヒーを頼む.これは水出しコーヒーで,店の中央に
抽出装置が置いてあり,1滴が落ちるのに非常に時間がかかっている.香ばしくって大変美味しかった.
あまりにも居心地が良かったので,ボーっとしていたら,夕食の時間が近づいていたことに気がつき,
あわてて部屋に戻った.


 

<豪華なディナー>

 ディナー用の服に着替え(けっこうこれが荷物になった),レストラン「デ・アドミラル」へ.
さすがに17時30分だったので,私達以外にはお客がいなかった.水辺の眺めの良い席に案内されたが,
太陽もまだ高かった.食前酒にシャンパンを頼み,メニューを見ながら悩む.
「夏の味覚フェア」のコース料理13,000円を頼むことにした.
自家製マグロのスモーク・アボカドムース添え,冷製夏野菜の軽いクリームスープ・芽セロリ風味,
ライスペーパーで包んだ近海産コチと赤座海老のポワレ・平戸産アスパラガス添えバルサミコソース,
長崎和牛ロース肉のグリエ ユズ胡椒風味・季節の野菜添え,サラダメランジェ,デ・アドミラル特製の
デセール,コーヒー,紅茶またはハーブティである.
ワインはソムリエに相談して,フランスの赤ワインをお願いした.私達にしては高価なワインだったので,
ラベルもいただいた.料理は夏らしくさっぱりとさわやかで美味しかった.量的には丁度良かったので
あるが,デザートがワゴンで来た時に,あまりにも美味しそうで図々しくケーキ3種,ジェラート2種も
お願いしたので,さすがにお腹にこたえてしまった...また,最近恒例のデザートワイン(ハーフボトル)も
頼んだ.18時過ぎくらいからお客さんが入り始め,ほとんど満席であった.
客の服装は様々で,ドレスアップしている人もあれば,Tシャツにジーパンのカップルもいた.
とても,楽しい時間を過ごすことができた.

 

<クリスタルイルージョン&ドリーム・イン・ザ・スカイ>

 あまりにもお腹が一杯になり,動くことすら困難なので,とりあえず部屋に戻った.
夫は酔っ払っていたのでそのまま眠ってしまった.

 ちょうど,20時30分から噴水ショーが始まった.部屋から良く見ることができた.さすがにラスベガスの
ベラッジオの噴水に比べると規模が小さいので迫力に欠けるが,けっこう見ごたえはある.
その後,21時から4分間であるが,花火タイム.思わず,一人でキャーキャー騒ぎながら見ていた.
窓一面に広がる花火は本当に美しかった.また明日もこれが見られるのである...嬉しいなー.

 花火が終わった頃に夫が目覚めた.一杯飲みに行きたいというので,出掛けることに.

 

<ワインバーへ>

 ホテルデンハーグにあるワインバー「ヴィノテーク」は日本で初めてのホテル内ワインバーとのことで,
チェックしていた場所であった.ここでは,グラスでもいろいろなワインを楽しむことができる.
1杯1000円前後(中には高いのもあるが).メニューを見てもよくわからないのであるが,
夫はイタリアの赤ワイン,私はフランスの赤ワインを頼んだ.ソファーに腰掛け,ゆったりといい気分に
浸ることができる.つまみに頼んだチョコレートも美味しかった.
帰りがけに店員が「ホテルまでお送りいたしますので,しばらくお待ち下さい」とのこと.
何と車を呼んでくれたのだ!VIP気分でホテルに戻ることができた.ハウステンボスはこのように
ちょっとリッチな気分が味わえるので嬉しい.