舟伏山・岩田山・兎走山(岐阜市 262m、270m、172m)

金華山周辺には小さい山がまるで海に浮かぶ島のようにポコポコといくつもある。しかし、小さいからと言って侮れない相手である。
この三つの山は高圧線の巡視路を歩いて登ることになるが、一部危険なコースや薮の中を歩くコースもあった。舟伏山も岩田山も山頂からの展望は開けていないが、兎走山山頂付近の鉄塔からは西方に開けていた。
なお、地図上に紫線で示したルートは別途歩いた際の移動軌跡を参考に掲載したものである。

コース:
  【岩田山・舟伏山】
    P 駐車場→8分→@の地点(地下道)→6分→Aの地点→1分→Bの地点(登山口)
     →34分→Cの地点→7分→Dの地点→7分→Eの地点(岩田山山頂)→5分→Dの
     地点→6分→Cの地点→17分→Fの地点(蛇首塚)→2分→Gの地点(舟伏山山頂)
     →30分→Hの地点(下山口)→3分→Iの地点(日野1号古墳)・・・帰路は省略

  【兎走山】
     Kの地点(春日神社駐車場)→2分→Lの地点→20分→Mの地点(兎走山山頂)

日付:平成19年12月8日(土)ほか
天候:晴れ
所要時間:2時間6分(兎走山、紫線の部分及び休憩時間を含まない)
歩行距離:7.2km(兎走山及び紫線の部分を含まない)


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/8000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)
  【岩田山・舟伏山】
   P 駐車場【北緯35度26分42秒 東経136度49分41秒 標高29m】。長良川沿いの公園駐
     車場を利用。以前、東海自然歩道を歩いた時もこの駐車場を利用した。
   @の地点【北緯35度26分40秒 東経136度49分26秒 標高37m】。県道287号の下をくぐ
     り、そのまま真っ直ぐ地道の林道へ進む。
   Aの地点【北緯35度26分33秒 東経136度49分21秒 標高40m】。両側を竹薮で囲まれた
     林道を進む。この地点はBの地点から東へ10mほどの位置である。
     Lの地点までは、峠を挟んで道とは言えないようなV字の溝が続いている。決してお薦め
     できるコースではない。
   Bの地点【北緯35度26分33秒 東経136度49分20秒 標高40m】。Aの地点から10mほど
     林道を西へ進むと左側に鉄塔の巡回路(No25、26)の標識があるので、ここが舟伏山およ
     び岩田山の登山口となる。
     途中、26号鉄塔を過ぎると急にコースが険しくなり、山肌に刻まれた道は狭く巡回路として
     ほとんど使用されていないようだ。しかし、道ははっきりしているので足元に注意して進む。
   Cの地点【北緯35度26分16秒 東経136度49分14秒 標高185m】。東西に走る尾根道と合
     流。岩田山および舟伏山に向かう道はいずれもしっかりしている。
   Dの地点【北緯35度26分16秒 東経136度49分22秒 標高232m】。立木に案内板がくくりつけ
     てあり、「えき」として南へ下る案内があった。急坂を下ってみると、道はあまりはっきりして
     いない。やがて、タオルが吊してある地点で左(東)に向きを変えて谷を下る。
     堰堤の上付近で道がなくなったので、堰堤の左側の薮の中を進むと、古墳らしき洞穴があ
     った。付近には腐った柱が散在しており、かつては(推定、30〜50年前)この洞穴を祀る
     ための建物があったようだ。当然、下からの道もあっただろうが、今は消えてしまったよう
     だ。なんとか薮を抜けて、道路脇の鉄パイプの防護柵から舗装道路に出た。
   E岩田山山頂【北緯35度26分19秒 東経136度49分29秒 標高270m】。背の低い灌木に囲
     まれて展望はない。
     コンクリートで固めた大きな基礎が残っていた。以前、鉄塔があったのだろうか。
   F蛇首塚【北緯35度26分13秒 東経136度48分50秒 標高257m】
   G舟伏山山頂【北緯35度26分14秒 東経136度48分48秒 標高262m】。この付近はほとん
     ど平らな尾根道でうっかりすると見落としそうな場所だ。ここからHの地点までは比較的広
     い山道である。
   Hの地点【北緯35度26分13秒 東経136度48分16秒 標高24m】。33号鉄塔を通過した直
     後に丸太で補強した急な階段を下りる。かまぼこ型の簡易車庫が2〜3棟並んでいる裏
     側に出た。ここから登る場合は、路上に車を置くスペースはある。
   I日野1号古墳【北緯35度26分08秒 東経136度48分20秒 標高26m】。道路沿いに説明
     板があったので竹薮の中を見ると、Jの地点付近の古墳とは異なり、威風堂々とした石室
     が口を開けていた。
   Jの地点【北緯35度26分06秒 東経136度49分27秒 標高67m】。この地点は防火水槽の
     すぐ右側であるが、白く塗った鉄パイプの柵が設置されている。堰堤付近までは道がない
     ので、当然ここには何の表示もない。

  【兎走山】
   K春日神社の駐車場【北緯35度26分24秒 東経136度49分46秒 標高37m】。ここに車を
     止めて兎走山へ登る。神社の拝殿に向かって左の薮の中を30mほど進むと鉄塔の巡視
     路に出る。
   Lの地点【北緯35度26分26秒 東経136度49分41秒 標高60m】。No25の鉄塔案内標識
     に従って巡視路を登る。
   M兎走山山頂【北緯35度26分34秒 東経136度49分35秒 標高172m】。山頂からの展望は
     ないが、10mほど先へ進んだ25号鉄塔下では金華山方面に開けていた。
   
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