東海自然歩道 愛知県コース(金蔵連峠〜平勝寺)

このコースは標高500m〜700mほどの比較的起伏の少ない一般的なハイキングコースである。Dの地点以外は特に展望が開けている場所はない。
このコースでは、平勝寺付近の里山の風景を楽しみたい。
なお、地図上の紫線は東海自然歩道からはずれているが別の機会にこの付近を歩いたので参考までに掲載した。紫線のコースでは、路肩に多くの石仏があった。「西国25番十一面観世音菩薩」とか「秩父24番聖観世音菩薩」などの標識もあったが、ほとんどどんな石仏か判断できなかった。東海自然歩道沿いにも石仏があったように思うが、自然歩道のコースを歩いた時にはメモを取り忘れた。


コース:駐車地点→1時間→歩道橋(@の地点)→30分→平勝寺(Aの地点)→40分→Cの地
     点→28分→白鳥山古墳群(Dの地点)→15分→白山神社(Eの地点)・・・帰路は省略
日付:平成16年12月17日(金)、平成21年3月11日(水)
天候:いずれも晴れ
所要時間:片道2時間53分(紫線を含まない)
歩行距離:片道10.3km(紫線を含まない)

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度07分27秒 東経137度24分01秒 標高707m】。県道367号線の道路
     脇の駐車場を利用。
   @歩道橋【北緯35度07分02秒 東経137度22分03秒 標高591m】。
   A平勝寺【北緯35度07分44秒 東経137度21分36秒 標高524m】。寺伝によると聖徳太子に
     より開かれと伝えられている。8月10日と15日には境内で「夜念仏」と盆踊りが行われる。
     境内には鐘掛杉とも言われる杉の巨木がある。
   B名称不明の峠【北緯35度07分29秒 東経137度20分52秒 標高590m】。
   Cの地点【北緯35度07分24秒 東経137度20分38秒 標高500m】。ここで舗装道路に合流。
   D白鳥山石碑群【北緯35度07分17秒 東経137度19分48秒 標高475m】。山岳宗教の御嶽
     教の信者だった村人がこの地を祈りの聖地として、明治末期に開山した。童子の碑(幼くし
     て亡くなった)が36基もあり、当時は子供の死亡が多かったことを物語っている。
     ここからの展望は名古屋方面に大きく開けている。
   E白山神社【北緯35度07分24秒 東経137度19分45秒 標高426m】。菊理媛命(くくりひめの
     みこと)が祭られており、創建年月ははっきりしないが、宝永3年(1706)の古文書「山蕨
     村差出帳」に、「氏神白山」とあり、おそらく江戸時代の初めか、あるいはそれ以前の室町
     時代から、山蕨村の氏神としてながく村人の崇敬をあつめてきた古い神社である。

  【紫線コースの説明】
   
   J五輪松【北緯35度07分38秒 東経137度20分52秒 標高524m】。昔、ここに大きな松があり
     根元に一石五輪塔という高さ30cmほどの墓石が数基あったのでこのように呼ばれるよう
     になった。
     これよりわずか西方に「カサ神様」がある。カサとは皮膚病やおできなどのはれものをい
     う。はれものが治ると松カサを年の数だけ供えてお礼をする習わしになっている。
   K椿立ユースホステル【北緯35度07分46秒 東経137度20分41秒 標高453m】。明治5年
     開校、平成7年3月に閉校した旧足助町立椿立小学校の木造校舎を利用した施設だが、
     訪れた時には誰もおらず、営業しているのかどうかもはっきりしなかったが、施設名を書い
     た車があったので営業はしているのだろう。狭い校庭の隅に二宮金治郎の像、その近くに
     ブランコが残っていた。

   Cの地点→Jの地点→Kの地点→Eの地点コースは6.8km、所要時間2時間。
              

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