東海自然歩道 恵那コース(平岩辻〜琵琶峠)

細久手の宿場は素朴で、現代と過去が混在している感じ。大黒屋の前に佇み、あれこれ往時を想像するのも楽しい。
琵琶峠は当時の石畳が技巧を凝らさず忠実に再現されている様子が伺える。それにしても、ここをわらじ履きで荷物を持って越えるのは大変だったことだろう。うれしい旅の足取りは軽かっただろうが、悲しい旅にはさぞ堪えたことだろう。


コース:駐車場→5分→開元院→20分→細久手宿→25分→奥野田一里塚→15分→弁財天池
     →20分→北野神社→40分→琵琶峠→50分→弁財天池→20分→奥野田一里塚→
     25分→細久手宿→25分→駐車場
日付:平成17年1月10日(月)
天候:晴れ
所要時間:全行程6時間
歩行距離:17.4km

   コース地図を開く     ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、先
  ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度25分45秒 東経137度13分15秒】。公民館(神社?)の駐車場。
     この地点から@の地点にかけて、東海自然歩道と旧中山道は別コースとなっている。
     この先の「くじ場」とは、宿の人足たちが暇なときに休んだり博打をしたりしていた場所。
   @細久手宿場【北緯35度25分49秒 東経137度13分59秒】。大湫よりさらに後でできた新宿
     で、慶長15年(1610)の設置である。
   A奥野田一里塚【北緯35度26分01秒 東経137度14分41秒】。モーターランドからの騒音が
     気になる。
   B弁財天池【北緯35度26分03秒 東経137度15分24秒】。凍り付いてしまった池はなんとも
     幻想的である。ここに祀られているのは文化年間(1804〜18)にもってこられた庚申塚。
   C北野神社【北緯35度26分43秒 東経137度15分44秒】。天神が祀られており、合格祈願の
     参拝が多い。
   D琵琶峠駐車場【北緯35度26分06秒 東経137度16分47秒】。広くて、トイレあり。ただし、
     トイレはシーズンオフは閉鎖。
   E休憩所【北緯35度26分02秒 東経137度16分46秒】。ほとんど人が訪れた様子がなく、展
     望はいくらか開けていただろうか、寒さだけが印象に残っている。
   F展望台【北緯35度26分01秒 東経137度16分53秒】。樹木に囲まれ展望不可。

                            (参考文献:今井金吾著「今昔中山道独案内」)
           

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