磐座<いわくら>の森(岐阜県恵那市 720m)

ダムサイドにある説明板によると、「イワクラ」とは、現代の神社やお寺などの本殿に相当する超古代の山岳祭祀(ひ)遺跡をいう。
今から約四千年以上の昔、三角岩や巨大岩など不思議な形をした、大小さまざまな岩をご神体岩として祭ったもので、「磐座」と書く。
あたりの苔むした大岩を見ながら、なんとなく古代のロマンを感じ、森の香りに抱かれて、分厚く積もった枯れ葉の上を歩く心地よさは文句の言いようがない。
山頂は樹木に囲まれ、朽ち果てたベンチがポツンと1つあるのみで、訪れる人の足跡をあまり感じることができない。
参考までに、近くの林道を歩いてみた。心地よい谷川の音、澄み切った水、色づいた木の葉を通して漏れてくる陽光、これらが一体となって心を癒してくれる。


コース:駐車場→4分→@の地点(東屋)→2分→Aの地点(奥の駐車場)→11分→Bの地点
     →13分→Cの地点→5分→Dの地点(山頂)→30分→駐車場→20分→Eの地点→
     2分→Fの地点→8分→Gの地点(折返し地点)→35分→駐車場
日付:平成18年11月10日(金)
天候:晴れ
所要時間:駐車場から山頂(Dの地点)までの往復1時間20分(休憩を含む)。
        駐車場から林道のGの地点までの往復1時間15分。
歩行距離:駐車場から山頂(Dの地点)までの往復3.2km。
        駐車場から林道のGの地点までの往復4.5km。


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車場【北緯35度19分51秒 東経137度24分08秒 標高569m】。ダムの堰堤を進むと数
     台分の駐車場がある。
   @東屋【北緯35度19分47秒 東経137度24分14秒 標高571m】。ここに座り、心を空にして、
     まわりの色付いた山々やダム湖を眺めていると、写真ではなく、筆を持ってみたくなる。
   A奥の駐車場【北緯35度19分46秒 東経137度24分16秒 標高577m】。こちらの駐車場は広
     く、15台ほど駐車できる。入口にはグラハムハンコック氏の来町記念碑があり、藤岡町の
     人々への感謝の言葉が刻まれていた。すぐ近くには水場がある。
   B分岐点【北緯35度19分45秒 東経137度24分30秒 標高634m】。順路は右へ進むように
     案内があった。
   Cの地点【北緯35度19分49秒 東経137度24分40秒 標高703m】。下山の際は右へ進むよ
     う案内あり。
   D山頂【北緯35度19分51秒 東経137度24分37秒 標高720m】。特に山の名前はないらしく、
     大岩の後ろに朽ちたベンチがあるのみ。松の木の間からわずかに外界がみえるものの、
     展望は開けていない。
   Eの地点【北緯35度19分57秒 東経137度24分59秒 標高673m】。一旦、駐車場にもどって
     改めて林道を散策。きれいな水の流れる谷川に沿った気持ちの良い道だ。
     周りの山には磐座の森と同じような大岩があちこちに見られる。
     この地点には「××宮参道入口」とあったので、南の方角へ少し足を踏み入れたが、途中
     で参道が消えてしまい、祠は発見できず。
   Fの地点【北緯35度19分56秒 東経137度25分03秒 標高682m】。地図に示されているまっ
     すぐ東に進むコースは概ね見当はついたが、しっかりした林道を進んだ。
   Gの地点【北緯35度19分43秒 東経137度25分03秒 標高733m】。突然、道がなくなったの
     で、ここで引き返した。
    

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