岐阜県可児市(旧兼山町)散策
「森蘭丸ふる里の森」を中心に歩いてみた。
丁度、桜が満開で花見客が多かったものの、古城山山頂まで登る人はほとんどいなかった。山頂からの眺めは樹木があり、開けているとはいえない。木曽川の水運が盛んだった頃には、中山道も近く、大いに商業地として繁栄した。
明治18年に町民の浄財により建造された木造三階建てのりっぱな小学校の建物が残っている。この建物は、後に役場や農協などに転用され、現在は歴史資料館になっている。建物自体の雰囲気を味わいながらゆっくり郷土資料を楽しむことができた。
地図に示した緑線は、平成13年10月1日に71年間の幕を閉じて廃止された八百津線の廃線跡である。
コース:狭い範囲なので主要地点間の所要時間のみ記載すると、
P駐車地点→20分→@の地点(金山城址)
P駐車地点→13分→Cの地点(兼山湊跡)
日付:平成19年4月11日(水)
天候:晴れ
歩行時間:省略
歩行距離:省略
コース地図を開く ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
(初期値は1/5000) 表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
場合はこちらの「8」参照
なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。
(移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。
2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
い。
地図の呼び出し方について、詳しくはこちら
6.留意点
(1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
ある。
(2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
(3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい
る)。
(4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。
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(各地点の説明)
P 駐車場【北緯35度27分13秒 東経137度05分40秒 標高151m】。「森蘭丸ふる里の森」
の第1駐車場。
@古城山山頂【北緯35度27分24秒 東経137度05分50秒 標高280m】。山頂の烏龍神社
の前には金山城の天守閣跡の礎石が残っている。
金山城は、天文六年(1537)に斉藤道三の養子、斉藤大納言正義によって古城山の山
頂に築かれた本格的山城で烏峰城と称した。
A兼山歴史民族資料館【北緯35度27分29秒 東経137度05分38秒】。森蘭丸の資料をは
じめ、かつてのこの地区の繁栄を物語る品々が陳列されている。入館料200円 月曜日
は休館。
B可成寺の墓地【北緯35度27分16秒 東経137度05分28秒】。森家の菩提寺で、昭和42
年に蘭丸、坊丸、力丸の三兄弟の供養塔が八百津町中野から移され、安置されている。
また、可成寺から200mほど北東の位置には、蘭丸の生母の墓所常照寺がある。
C兼山湊跡【北緯35度27分17秒 東経137度05分16秒】。この付近は木曽川の流れが緩
慢で湊を設けるには適していた。荷物の積み降ろしに使用された石畳と常夜灯がある。
また、これより1.5キロほど下ったところには新村湊(現在は痕跡が残っていない)があ
り、兼山は江戸時代以降、近郷近在随一の商業の町として発展した。
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