押山・立野(豊田市<旧稲武町> 773.3m、811.3m)

「愛知の100山」で紹介されていた押山と立野へ出掛けた。
まず、国道257号線の東尾地区の路肩に車を置いて、そこから峰山方面へ歩いて見ようと思ったが、道路の入口(Jの地点)が見当たらない。やっと「車両乗り入れ禁止」のトラ柵が道の脇に立てかけてある草深い山道を発見した。
地図にははっきりした道が表示されているにもかかわらず、30分(標高差180m)ほど歩いたら途中で道が消えた。多分、落石や山道の崩落のため、道の保守を諦めたのだろう。ブッシュに阻まれて先へ進めず、Kの地点で引き返した。ガイドブックに「危険でお薦めできない」とあったのはこの道のことか、とやっと合点がいった。
次に、車でそのまま国道257号線を北上し日向地区から、高低差400mの、つずら折れの狭い舗装道路を峰山まで15分ほどのドライブ。
押山への登山道は踏み跡は薄く、頼りなげだった。コース上は草に覆われ、うっかりすると路肩から足を踏み外しそうになりながらも、数少ない案内標識に助けられ迷うことなく山頂にたどり着くことができた。
山頂は樹木に囲まれていて展望はなく、御嶽神社、富士神社、八海山神社、駒嶽神社などと刻まれた山岳宗教の石碑が並んでいた。
帰りは稲武カントリークラブ方面へ抜けて途中で「立野」に立ち寄った。ここは、道路のすぐ近くに三角点があるのみで、山に登ったという感じはしない。三角点からの眺めは、ゴルフ場方面に若干開けている。

コース:駐車地点→9分→@の地点(作業小屋)→10分→Aの地点(尾根)→3分→Bの地点
     (山頂)→3分→Aの地点(尾根の分岐点)→9分→@の地点(作業小屋)→8分→駐車
     地点→9分(車で移動)→Cの地点(林道駐車地点)→4分→Dの地点(立野三角点)
日付:平成19年10月11日(木)
天候:曇り
所要時間:往復42分(押山のみ。休憩を除く。)
歩行距離:1.8km(押山往復のみ)


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車地点【北緯35度14分44秒 東経137度30分32秒 標高662m】。交差点の少し東側の路
      肩空地に駐車。交差点に「押山 870m」の標識がある。そのまま西へ進むとすぐに右側
     に「押山」の標識がある。標識に従って右へ進むと民家の裏側の土手を歩くことになる。
     右へ行かずにまっすぐ進むと、民家(養蜂業者?)の前庭を通り、そのまま農道を進むと
     @の地点に到着。
   @の地点【北緯35度14分46秒 東経137度30分15秒 標高701m】。肥料等が保管されている
     小屋の前に「押山」の標識があるので、それに従って右へ進む。
   Aの地点【北緯35度14分44秒 東経137度30分04秒 標高746m】。うっとうしい竹薮をくぐり抜
     けるとこの地点(尾根)へ出る。方向を誤って設置された標識があるので、右へ急な坂を登
     る。
   B押山山頂【北緯35度14分47秒 東経137度30分03秒 標高773.3m】。小さな広場になってい
     て、三角点と山岳信仰の石碑がいくつも並んでいる。周囲は樹木に囲まれ展望はない。
     さらに、共聴アンテナの方向へ進むと樹木の間に少しの展望がひらけている。
   Cの地点【北緯35度14分21秒 東経137度31分41秒 標高798m】。無線中継所へ通じる林道
     入口に車を止める。「立野三角点」の案内標識に従い、無線中継所のフェンス沿いに進
     み、さらに猪除けの電気柵に沿って100mほど進むと、左側に三角点がある。
   D立野三角点【北緯35度14分16秒 東経137度31分44秒 標高811.3m】。クマザサに覆われ
     た三角点を発見。

 【参考】
   Jの地点【北緯35度13分55秒 東経137度30分09秒 標高430m】。国道257号線からの分
     岐点。「車両乗り入れ禁止」のトラ柵が道の脇に立てかけてある。
   Kの地点【北緯35度14分19秒 東経137度30分22秒 標高612m】。折返し地点。

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