竜頭山(新城市 752.3m)

しばらく中山道などの歴史街道を歩いていて、山歩きはご無沙汰していたが、ゴールデンウイークも終わり、人も少なくなったので三河の山へ出掛けてみた。
竜頭山は、麓との標高差は400mくらいだからたいしたことはないだろうと登り始めたが、尾根(小竜頭との分岐点)の手前ではかなりの急勾配だったし、大竜頭まで足を伸ばしたところ、意外にハードなコースだった。
竜頭山の山頂は樹木に囲まれて展望はきかない。大竜頭も同様だった。ただし、大竜頭から少し進むと大展望が開けているようだったが、「この先危険」の表示があったので岩場まで行かなかった。
小竜頭は、ちょうっと様子が異なり、岩古谷山などの奥三河の山を望むことができた。

コース:P駐車地点→1分→@の地点(県道から登山道への入口)→4分→Aの地点(谷川との交
     差)→20分→Bの地点→32分→Cの地点(小竜頭への分岐点)→10分→Dの地点(小
     竜頭)→10分→Cの地点(分岐点)→26分→Eの地点(竜頭山山頂)→26分→Fの地
     点(大竜頭)→29分→Eの地点(竜頭山山頂)→26分→Cの地点(分岐点)→25分→B
     の地点→15分→Aの地点(谷川との交差)→3分→@の地点(県道)→1分→P駐車地
     点
日付:平成19年5月9日(水)
天候:晴れ
歩行時間:3時間48分(休憩を含まない)
往復歩行距離:6.2km

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/8000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車地点【北緯35度03分15秒 東経137度30分04秒 標高346m】。小滝の集落へ入る手
     前(東側)の県道上のふくらみ(崖の防護ネット下)に駐車したが、落石の危険あり。
   @の地点【北緯35度03分14秒 東経137度30分00秒 標高348m】。小滝地区に入ると道路が
     狭くなっており、右側(山側)に「下小滝」のバス停および「急傾斜地崩壊危険地区」の標識
     が立っている。
     その向かい側の民家と民家の間に谷川へ降りる狭い道がある。これを進むと鉄板の橋が
     あり、さらに進むと左側にもう一つ鉄板の橋があるが、そちらには行かず、猪よけの電気柵
     を跨いで右前方の砂防堰の方角に登山口がある。
   Aの地点【北緯35度03分10秒 東経137度29分58秒 標高373m】。飛び石伝いに谷川を渡
     る。滑りやすいので要注意。ここが最初で最後の水場。
   Bの地点【北緯35度03分02秒 東経137度30分04秒 標高477m】。Aの地点を通過すると、
     間もなく樹木が伐採されており、開けた山道が続くが、この地点からは樹木の下を歩くこと
     になる。
   Cの地点【北緯35度02分51秒 東経137度30分17秒 標高668m】。急な山道を登り切るとここ
     で稜線へ出る。分岐点の案内標識あり。小竜頭へ向かうコースは急坂もあるがそれほどハ
     ードなコースとは言えない。竜頭山へ向かうコースは尾根を歩くのでアップダウンは少なく
     風が心地よい。
   D小竜頭【北緯35度02分59秒 東経137度30分27秒 標高609m】。周囲に樹木はあるが、鼻
     の先端まで進むと北から東にかけてかなり展望が開けており、設楽の山々を望むことができ
     る。
   E竜頭山【北緯35度02分28秒 東経137度30分16秒 標高752.3m】。桧や杉などに囲まれて
     展望はない。山頂の平らな部分は広い。地図を見ると、すぐ南に林道があるが、こちらへ
     通じる道があるかどうかは確認し忘れた。
   F大竜頭【北緯35度02分45秒 東経137度30分35秒 標高680m】。竜頭山から北東方面へ
     20分ほど下ると(途中急斜面あり)、「大竜頭はこの上」との標識がある。ここからは、木に
     つかまりながらの6分間の岩登りだ。山頂は樹木に囲まれ展望は開けていない。数体の石
     仏が3方を石垣に囲まれて祀られていた。そして「この先危険。展望は良いが急傾斜の岩
     場・両側断崖絶壁」との立て札があり、時間の余裕もなかったのでここで折り返した。


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