城ヶ峰・石谷(岐阜市 288m 254.6m)


城ヶ峰までは、しっかりしたコースだが、それより西へ進むに従って踏み跡が薄い。しかし、コースは最後まで尾根を走っているので迷うことはなかった。
まず、常国寺の墓地から鉄塔の巡視路を登り始め、高度が高くなるにつれて視界が開けてきた。@の地点の手前(南東)の鉄塔は、全コースのうちで最も展望を楽しむことができた場所だ。
城ヶ峰の山頂は南側に細めに窓が開いたように展望があるものの、ほとんど樹木に囲まれており、それ以外の方向を見渡すことはできない。城ヶ峰から尾根道を西へ進むと、所々開けた地点があった。
石谷の山頂は城ヶ峰山頂よりも少し広く、松の原木を倒して仮止めしただけのベンチがあった。山頂の広場は灌木で囲まれており、やはり眺望はきかない。ここからは、急な下りになり、コース上には落ち葉が分厚く積もっており、滑りやすいので要注意。

コース:駐車地点→32分→@の地点(椿洞への分岐点)→16分→Aの地点(城ヶ峰山頂)
     →38分→Bの地点(石谷山頂)→3分→Cの地点(物見岩)→12分→Dの地点(下
     山口)→6分→Eの地点→15分→Fの地点(古墳群)→14分→Eの地点→27分→
     駐車地点
日付:平成19年12月12日(水)
天候:晴れ
所要時間:一周2時間43分(休憩時間は含まないが、古墳群の往復時間を含む)
歩行距離:8.2km(古墳群の往復距離を含む)

    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/9000)        表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、先
  ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車地点【北緯35度28分06秒 東経136度45分07秒 標高15m】。小さな児童公園(城
          田寺公園)の東側に広場があり、その片隅に消防小屋があった。この三角広場に車を止め
     た。
     常国寺の境内の右隅を進むと石段があり、それを登ると寺の裏側の墓地に出る。墓地の
     右側をすり抜けると、電力会社の巡視路が、@の地点近くにある赤白の巨大な鉄塔まで
     続いている。
   @分岐点【北緯35度28分21秒 東経136度45分18秒 標高212m】。巡視路はここで右(椿洞方
     面)へ下っているので、左の薮っぽい道を進む。
   A城ヶ峰山頂【北緯35度28分34秒 東経136度45分06秒 標高288m】。樹木に囲まれてあま
     り展望がきかない。
   B石谷【北緯35度28分46秒 東経136度44分16秒 標高254.6m】。こちらも展望はない。
   C物見岩【北緯35度28分40秒 東経136度44分14秒 標高189m】。岩が山肌から突きだして
     いて、ここからは眺めがよい。もっと高い位置にあれば人気スポットになることだろう。
   D下山口【北緯35度28分34秒 東経136度43分53秒 標高19m】。道路から一段高くなった造
     成地の西端に出る。山を削ったこの土地には「売・借地」の大きな看板が立っていた。
   Eの地点【北緯35度28分27秒 東経136度44分06秒 標高14m】。遠くに看板が立っていたの
     で、何だろうと鎖の車止めを跨いで近寄ってみると、岐阜市史跡「上城田寺第4古墳群」と
     あり、14の古墳の配置図が記されていた。徒歩10分とあったが、上り坂のため15分ほど
     かかった。
   F古墳群【北緯35度28分35秒 東経136度44分31秒 標高74m】。ずいぶん遠いなあと思いな
     がら、ガードレールが途切れて下り坂になり、やっとそれらしき場所にたどり着いた。
     入口には、何の表示もなく、林道に近い7号古墳は再現してあったものの、小さい古墳で今
     ひとつ迫力に欠ける。
     ほかの古墳は標識が立っているだけで、現物がなく、私には興味を感じなかった。薮の中
     を探せば、ほかにもあったのかもしれないが、その余裕がなかったので早々に引き上げ
     た。

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