武並山(恵那市岩村町 658m)
以前、この山の北側の道路を通った時に見た神社跡の案内板が気になっていた。そこで今回は改めてこの山に登ってみることにした。
登り口は、電力会社の鉄塔巡視路ほどで、かろうじてたどれる程度の踏み跡がある。ただ、NHKのアンテナまでは電柱とケーブルが続いているので迷うことはないが、その先はビニールひもや赤テープの目印をたどるしかない。
山頂は樹木が切り倒され広場になっているが、周囲の景色を望むことはできない。
コース:P 駐車地点→16分→@の地点(神社跡)→6分→Aの地点(NHKアンテナ)→10分
→Bの地点(武並山山頂)
日付:平成22年10月7日(木)
天候:晴れ
所要時間:32分(片道)
歩行距離:800m(片道)
コース地図を開く ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
(初期値は1/5000) 表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
場合はこちらの「8」参照
なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。
(移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
1.この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。
2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
い。
地図の呼び出し方について、詳しくはこちら
6.留意点
(1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
ある。
(2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
(3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい
る)。
(4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。
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(各地点の説明)
P 駐車地点【北緯35度22分21秒 東経137度25分09秒 標高555m】。道路脇のふくらみに
車を止めた。
登り口には、次のような案内板が立っていた。
「武並神社跡について
武並山のテレビ塔付近に、宝治元年(1247)より在神の神社跡があります。文献によりま
すと、岩村城第2代の城主遠山左ェ門尉景朝は宝治元年11月23日死亡後、その遺骸を
城の西方字矢田の山頂に葬り、祠を営い、大已貴命と合祀して、武並大権現として上飯羽
村からも祭列に参加した御輿は、現在も岩村町歴史資料館に陳列されている。大正4年
(1915)に現在の地(武並駅の南150mの武並神社か?)に遷座され668年間私達の地
域の守護神です。広い境内の木立の中に石垣、石碑、井戸が保存され岩村町の名所指定
の標札が建立されています。
上切区老人クラブ 神社総代会之建」
@武並神社跡【北緯35度22分13秒 東経137度25分01秒 標高642m】。NHKのアンテナへ向
かう山道から分かれて、電柱にくくりつけられた直進の案内に従って踏み跡もない薮を2〜
3分進むと石垣や「村社武並神社旧址」の碑などある。
登り口の案内板の内容と、この場所とは食い違いがあるような気がするが、すべて「付近」
と考えて納得する。
ANHKアンテナ【北緯35度22分16秒 東経137度24分59秒 標高646m】。ちょっとした広場に
10m前後のアンテナが立っている。ここまでは電柱とケーブルをたよりに来たが、ここから
どの方向へ進むか。あたりを見回し、より高い方向を目指してビニールひもなどの目印をた
どって進む。
B武並山山頂【北緯35度22分12秒 東経137度24分55秒 標高658m】。樹木を切り倒された
直径20mほどの広場があり、その中心に黄色いテープを巻いた切り株があった。周囲は
樹木に遮られて見渡すことができないし、この山頂の様子からしてもこの山に登る人はほ
とんどいないようだ。
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