天狗岩(豊田市<旧藤岡町>)

瀬戸市から豊田市へ向けて戸越峠を越え、1.4kmほど下り左折して林道戸越西市野々線に入った。3.2kmほど人気のない細い林道を車で進むと、突然左側に「天狗岩」という大きな案内板が立っていた。予備知識もなく登ってみることにした。
天狗様をお祀りした山岳信仰の山と言えよう。
木製の展望台に立つと、北東から南にかけて180度以上の大きな展望が開けていた。眼下に石畳小学校が見える。これだけ展望が開けた山は多くない。この眺めは大いに気に入った。
さらに、天狗岩目指して登った。あった! 大きな岩の上に不釣り合なほど小さい天狗の石像の後ろ姿が見えた。かつては大天狗、小天狗、烏天狗等の像があったが、伊勢湾台風で吹き飛ばされてしまったとか。
551ピークまでコースが続いていたかどうかは不明だが、いずれにしてもそこまでは到達しなかった。
また、下山後、駐車地点へ林道とは別に下から続いている山道があったのでどこへ下りるのだろうかと探索してみた。

コース:駐車地点→8分→@の地点→1分→Aの地点(不動の滝)→8分→Bの地点→10分
     →Cの地点(展望台)→5分→Dの地点(天狗岩)→5分→Cの地点(展望台)→20分
     →駐車地点→8分→Eの地点→4分→Fの地点(氏神社)→4分→Gの地点→13分
     →駐車地点
日付:平成18年10月22日(日)
天候:晴れ
所要時間:全行程1時間50分(休憩を含む)
歩行距離:3.2km


    コース地図を開く  ここをはじめてクリックするとプラグインのインストール画面が
            (初期値は1/10000)      表示されるので、「はい」をクリックする。不具合が発生した
                                 場合はこちらの「8」参照

                                 なお、念のため他のウィンドウをすべ閉じておくこと。


  (移動軌跡データファイルのみの呼び出し方法および地図の利用上の留意点)
 
1.、この上にカーソルを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を選択し、デスクトップに「移動の軌跡
  データ」を保存します。ここでは、そのファイルは開かないでください。

2.国土地理院の電子国土ポータルへジャンプする。
3.国土地理院のプラグインのインストール画面が表示されたら、「はい」を選択する。
4.小さな日本地図が表示されるので、「ファイルを開く」(ボタンは画面右側の作図パネルの下部に隠れている)で、
  先ほどデスクトップに保存したファイルを指定して、それを開くと、地図の上に「移動の軌跡」が合成される。
5.この状態では、まだ地図の縮尺が小さいので、縮尺スケールが600mほどまで拡大して利用します。地図の表示
  窓が小さいので見にくいが、印刷結果はとても鮮明です。不要になったら、デスクトップのファイルは削除してくださ
  い。
  地図の呼び出し方について、詳しくはこちら

6.留意点
 (1)地図上の赤線はGPSよる移動の軌跡を、手書きで地図に転記したもので、実際の軌跡データとは若干の誤差が
   ある。
 (2)上記地図の経緯度線は「世界測地系」(GPSではWGS 84)に従い、目安として手書きで表示したものであり、各地
   点の表示は「秒」までに止めた。青線の間隔は10秒(横は約250m、縦は約300m)ごとである。
 (3)高度表示については、約5m〜10mほどの計測誤差がある(ほとんど低めに表示されてい る)。
 (4)地図と緯度経度の関連付けをより明確に知るにはカシミール3Dのホームページのフリーソフトを利用されたい。

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(各地点の説明)

   P 駐車地点【北緯35度13分35秒 東経137度11分30秒 標高376m】。車が4〜5台は駐車で
     きるスペースあり。
   @の地点【北緯35度13分38秒 東経137度11分22秒 標高454m】。不動の滝へ下りる案内標
     識あり。
   A不動の滝【北緯35度13分37秒 東経137度11分20秒 標高462m】。あいにく、滝というには
     ほど遠い水のしたたりがあった。
   Bの地点【北緯35度13分39秒 東経137度11分23秒 標高485m】。脇道を少し進むと祠あり。
   C展望台【北緯35度13分42秒 東経137度11分26秒 標高535m】。木製の展望台(540m)が
     設置されていて、北東から南にかけて大きく展望が開けている。
   Dの地点【北緯35度13分42秒 東経137度11分23秒 標高547m】。展望台からさらに刈り取ら
     れたススキに足を取られながら登ると、鉄塔横の大岩の上に天狗の石像がある。
     さらに折平山方面へ道は続いているのではないかと思ったが、ここで引き返した。
   Eの地点【北緯35度13分27秒 東経137度11分47秒 標高292m】。Gの地点からここまで舗装
     道路になっているので車を乗り入れることができるが、駐車場所がほとんどない。
   F氏神社【北緯35度13分26秒 東経137度11分51秒 標高299m】。小さな神社で、境内には天
     狗の石像が祀ってあった。この周辺には7〜8軒の人家がある。
   Gの地点【北緯35度13分27秒 東経137度11分54秒 標高286m】。この地点で下からの道路
     と合流している。
     本来は、今回の駐車場所からではなく、Gの地点よりさらに下(東)に車を置いて登り始め
     るのが順当のようだ。

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