1月15日の日記「新年の風景」
親譲りの出不精を発揮して、お正月中はほとんど何のアクションをおこさなかったわが家ですが、ほんのわずか1月3日のちょっとした出来事を中心に今年最初の日記を書いてみたいと思います。本当に今さらですが。 ● ● ● まずは初詣。昨年は1月7日でしたから、今年は早く行きましょうという意識はあったのですが、元旦は混んでそうなのでとりあえずパス。車で10分ほどの近くのお稲荷さんなのに。明けて2日は、一度は出発したものの、神社に向かう途中で小雨が降ってきたので引き返す根性なしファミリー。もう後がない3日。車を走らせるとまたもや雨が降り出してきて、「ほらあ! 昨日行っておけばよかったじゃない!」と自分で引き返す決断をしたのも忘れてみきさんが叫びましたが、幸い現地に到着するころまでには天気は回復をしていました。 3日ともなるとさすがに参拝客もまばらな神社。車を降りて境内に足を踏み入れた瞬間、突然巨大な黒い影が僕たち家族に突進してきました。 それはイヌ。それも猟犬のような大型犬です。 今年は戌年ですからイヌに襲われるのも吉兆と思うことにして本殿でお参り。ひなさんが実に丁寧に参拝している横で神様の使いの大型犬はウロウロと境内をさまよい、おキツネ様の灯篭にマーキングしたりして、宮司さんに怒鳴られていました(でも怖いから誰もつまみ出そうとはしない)。
この後は恒例のおみくじ勝負。ところが、今年は3人とも吉だか中吉だか小吉だかの今ひとつパッとしないご神託で、誰が一番よかったのかよく覚えていません。もう2週間も前のことですし。 ● ● ● さて、無事初詣を終えた僕たちはその足で街へ。 この新年会は毎年地元の名店のおすし屋さんで開かれます。 ばあちゃんの孫とひ孫は合計すると19人になりますが、そのうち女子は5人。しかもほぼ10年に一度しか生まれていないのです。最後に生まれた女子は姉の家の子で11歳。ひなさんに妹をと考えると今しかチャンスはありません。誰かに先を越されたら、この先また10年は男子しか生まれてこないのですから。 そんな一族の貴重な女子で2番目に若いお姉さん(僕から見て従姉妹)と、今年も遊んでもらうひなさん。以前にも少し書いたようにテレビやCMで活躍する人気者の彼女に、全力でのウルトラマンごっこを要求するひなさんは、相当な身の程知らずです。でもせっかくなのでとタレントさん(従姉妹なんだけど)とひなさんのツーショット写真を撮ろうとすると「ヤダッ!」と逃げ出しやがります。この罰当たりめ。
そんなこんなで無事に新年会も終わり、兄ちゃんと姪とゲーセン行ってお茶を飲んで、家に帰って晩ご飯食べて、ハイ、これでお正月休みはおしまい。 年が変わっても相変わらずこんな風に気合の入らないわが家ですが、今年もお付き合いをいただけたら嬉しく思います。
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