4月10日の日記「ベイビーちゃん」
妹(は〜ちゃん)ができた航ちゃんがうらやましくて仕方がない最近のひなさん。
「ひなくん、ペットがほしいなあ。あっ! 間違えた!
ひなくん、ベイビーちゃんがほしいの」
ペットとベイビーをどうして間違えますか。
てゆかベイビーちゃんってどこで覚えてきたんですか。
いや、それよりも可愛いは〜ちゃんをペット扱いするとは何事ですか。
ともあれ、相変わらず突っ込みどころの多さが魅力のひなさんですが、ベイビーちゃんを求める余り、何かの景品でもらった小さなぬいぐるみを、
「これ、ひなくんの弟と赤ちゃんなの」といって溺愛する姿は大変不憫であります。
弟
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赤ちゃん
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先日などは、遊びに来ていたは〜ちゃんをかわいがるひなさんを見て、親類のおばさまが冗談まじりに、「ひげおじさんちから、は〜ちゃんをもらっちゃえば?」なんて焚き付けるもんだから、ひなさんすっかりその気になっちまって、
「は〜ちゃん、もらうのぉ〜!」
と駄々をこねてはみんなを困らせます。
「は〜ちゃんはひげおじさんちの大事な子だからムリなの」
と、言っても聞いてくれるはずもありません。
「じゃあ、ひなくんの大事なものと交換しなきゃいけないよ?」
「お父さんと交換してもいい?」と横からみきさん。
「ダメ」と即答するひなさんに
「じゃあ、お母さんと交換する?」って余計なこときかなきゃいいのに。
「イヤダ」って言ってくれたからいいようなものの、
「そうする」って言われたらものすごく怒るくせに。
そんな紆余曲折の末、ひなさんが出した妥協案。
「じいちゃんと、は〜ちゃんをとりかえっこする!」
じいちゃんはキミのものじゃないから。じゃあ、こうゆうのはどうだろう? ひなくんがひげおじさんちの子どもになるの。
「やぁ〜だぁ〜!!」
いや、確かにひげおじさんは時々厳しいこと言ったりするけど、それは航ちゃんとキミを同じように扱ってくれてるからであって、赤ちゃんのときから本当によくかわいがってもらってきたんだから、とにかく泣くほど嫌がるんじゃない!
◆ ◆ ◆
さて、おかげさまで4月1日をもって「ぼくこども」は5年目に突入しました。
最近は日記の更新も以前のように毎週という訳にはいかなくなってきたこともあり、サイト運営の行く末が頭をよぎることも正直あります。職場の休憩時間やネットカフェからも更新できるブログへの移行を考えたりもしました。でも、当面はこのままの形式で続けていくことにします。
その理由は、以前にも何度か書いたような気がしますが、「お笑い日記」を書くという目的があると、普通なら腹が立ったり、滅入ったりするような場面でも常にポジティブな態度で家族と接することを習慣にできることです。おかげでひなさんはすっかり大変なお調子者に成長しつつありますが、それはそれで悪くないと思っています。
もう一つの理由が、ひなさんも熱望しているベイビーちゃん(まだできてないよ)。
自分自身、赤子の頃の写真が姉の10分の1ほどしかないという、3人兄弟の3番目の悲哀を味わってきたこともあり、もし「次」を授かることができたら、ひなさんと同じように成長の記録をこの場で楽しく残してやりたいと考えているからです。ブログだと運営者の都合で記録が無くなったりする心配もありますしね(以前それで痛い目にあったことがある)。
まあ、そうやって赤子の頃の記録を「お笑い」として残してやることが、子どもにとって嬉しいことなのか迷惑なことなのかはわかりませんけど。
とりあえず、今のところ「次」の見込みは全くありませんし、仕事の都合もあってなかなか日記の更新もままならないのですが、5年目の「ぼくこども」も引き続きよろしくお願いします。

5年目の変な顔
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