8月12日の日記「光のフォース」

たぶん、誰にでもできることだと思うのですが、静かに呼吸を整えて身体の一部分、例えば人差し指の先あたりに気持ちを集中させると、そこに静電気のような「ピリピリ」とした感じがしてきます。この状態を保ったまま、その部分を他の人の肌に近づけると、相手もそこに同じような「ピリピリ」を感じることができるそうです。


「ピリピリ」のイメージ
(写真にカーソルをのせてね)

これをひなさんにやってあげると、もう大喜び。
「強い子になるように、エネルギーを分けてあげるよ!」
なんて、ウルトラシリーズっぽい設定で「ピリピリ」させたら、もうすっかりその気になっちまいやがって、最近はいくるさんに何やら自分の「エネルギー」を送っております。

先週、ひなさんと二人で東京方面に旅行をしたときにも、

「いくるくんが、よるによくねむれるように
 エネルギーおくっておいたけど、
よくねてるかなあ?」

いつの間にそんな「ピリピリエネルギー」の応用技を開発したんだ。
夜にみきさんに電話をしたところ、昼間はよく眠っていたけど、夜になってからはおきているとのこと。

「よる ねむれるようにしたつもりだったのに、
 ちょっと しっぱいしちゃったな」

妙な確信を持っているところに、ちょっと危ういものを感じます。「元気」を送り込むくらいなら罪はありません。しかし、人の行動を支配しようとしてはいけない。ひなたさんは「エネルギー」の使い方を誤ろうとしているのかもしれません。


エネルギーを送り込む

このままひなさんが『闇の力』に引き込まれないように、そして「闇のエネルギー」がいくるさんに注がれる事がないように。今こそ正しい道に導いていかねばならないようです。

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調子に乗って何を言ってんだか。
とりあえず、ひなさんは「ママを取られた」とか言ってヤキモチ妬いたり、「赤ちゃんがえり」をすることもなく(もうすぐ6歳だしね)、いくるさんの面倒をよくみるよいお兄さんでいてくれます。


なかよし

いくるさんが泣きだしたら「どうちたの〜?」と飛んで来てあやしてくれます。どこで覚えたのか、本能的なものか、独特の抑揚のあるゆっくりとした優しい語りかけは、以前ひでちゃんに教えてもらった赤ちゃんにとって最も心地よい語りかけ、「マザリーズ」そのものです。

泣いているときでなくても、「いくるく〜ん」と話かけてくれて、「えうー」といくるさんが返事らしき言葉を発しようものなら、「じょうずだね〜♪」と大きな拍手。見事な「褒める育児」を実践しております。褒める言葉のボキャブラリーが少なくて悩んでいるみきさんにも、ぜひ見習っていただきたいものです。

そしてひなさんはこれからも、いくるさんの成長に「力」を貸してね。