8月29日の日記「乳児のいる風景」

最近、いくるさんが喋ったり笑ったりしてくれるようになりまして、まあ、もちろん喋るといっても「えう〜」とか「あう〜」とか意味のない音を出すだけなんですけれどね。

んで、やっぱり家族としてはそれは嬉しいことですから、テレビ見てても、ご飯食べてても、パソコンしてても、マンガ読んでても、いくるさんが何かするたびにみきさんに呼ばれるのです。

「来て! ホラホラ笑ってる! 見て見て!」


でも、生後2か月の赤さんの笑いなんて一瞬ですから、駆けつけたときにはもう普通の顔に戻っていることがほとんどです。それでもみきさんは懲りることなく、ほんの少しでもいくるさんが笑ったり、声を出したりすると、召集をかけてくるのです。

ところが最近、いくるさんの「えう〜」発言に「えう〜」とオウム返しをすると、

「ニヘッ」

って笑うことをひなさんが発見しまして、そうなるとみきさんにも気合が入っちまって。

「いくるさんが笑ったよ! ホラッ。えう〜」


法則の発見者のひなさんも寄ってきて

「えう〜」

「アナタも参加しなさい」とみきさんから命じられて僕も、

「あう〜」

そして、最後にいくるさんがつられて…

「・・・」

どうしたの? 笑ってくれないの?

「えう〜」

「あう〜」

「えう〜」


「あう〜」


「あう〜」


「えう〜」


この暑い中、目の前で父母兄が密着するほど顔を寄せ合って、
「えうあう、えうあう」と、しつこいもんですから、いくるさんも根負けして

「えう〜」

やった! 笑いながら返事してくれた! 
「パチパチパチ」
と拍手しながら、「よくできました〜」と、ひなさん流の「ほめる育児」の実践です前回の日記参照。そして調子に乗った家族は再びいくるさんとのコミュニケーションを図ろうとするのです。

「えう〜」

 「あう〜」

 「えう〜」

 「…あう〜」


 パチパチパチパチ!

(※繰り返し・エンドレス)

馬鹿家族って言うなー。


 

 

おまけ「うたう幼児と乳児」

途中からグダグダになってきますが
幼児と乳児のことですからご容赦ください