11月4日の日記 「夢 〜Remix〜」 「赤ちゃんも夢を見るのかしら?」 しかし、赤ちゃんのときに夢を見たかどうか記憶が残っている人はなく、当の赤ちゃんは言葉を話すことができません。結局、真相を明らかにする手立てはなく、疑問は疑問のまま残されていきます。本当のところ、赤ちゃんは夢をみることがあるのでしょうか? ★ ★ ★ ★ そんな書き出しで始まった2002年9月の日記。 ところが、その後も何度か同じ条件を設定してみたものの、ひなさんが眠りながら微笑む現場を記録することはできず、いつしかひなさんも赤ちゃんとは呼べない年齢に成長していきました。やはり謎は永久に謎のままに終わるのでしょうか? この5年越しの仮説が真実であったことを証明する瞬間がついにやってきました。もちろんこの快挙の立役者はみきさんと生後4か月の赤ちゃん、いくるさんです! ----------------------------------------------------------- 生後4か月にして寝返りをはじめたいくるさん。夜になって転がり続けることにも飽きたのか、リビングでスヤスヤと寝息をたてておりました。一方、ひなさんといくるさんの2人を寝かしつけてたみきさん。いくるさんが風邪をひかないように、毛布の準備をしておりました。 「ちょっと! ちょっと! いくるさんが!」 「いい? ちょっと、いくるさんををよく見ててね!」
今度は舌を出していてわかりにくいけど、間違いありません。いくるさんは、みきさんの歌に反応して笑っています。
最終結論:「赤ちゃんはやっぱり夢を見る」
ついに、我々家族は5年越しの仮説を証明することに成功したのです。いくるさんは今、きっと天才バカボンのマンガの中の世界のようなとても楽しい夢をみているに違いありません。それは5年前のひなさんが見ていたのと同じ夢なのかもしれません。
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