9月30日の日記「いくるさんの動物園」

いくるさんは、どうやら生き物が大好きなようです。
初めて与えた絵本からして、リアルな動物がでてくるもので、それこそ食い入るように何度も何度も見返していたものですが、1歳をすぎた今では、街でイヌやネコを見ても、テレビの動物番組を見ても大喜びをします。

リアルな動絵本を食い入るように

 

それどころか、「カブトムシの幼虫」がモソモソ動く水槽を飽きもせずにずっと眺めていたり、先日などはがお茶の間に進入してきた大きな「蛾」に、「うわあ」と逃げ出しそうな勢いのひなたさんの横目に、いくるさんは「ウキャッキャウッキャー!」と、狂喜乱舞したりするなど、必ずしも「ケモノ」でなくてもいいようです。

こんなところにコアラさん

そんないくるさんのために、部屋の隅っこに小さなコアラシールを貼ってみたところ、狙いどおりにまんまと大騒ぎ。しめしめと、同じシートにあったいろんな種類の動物シールを家中のあちらこちらに貼ってまわりました。


壁に飾った絵の横に

フラミンゴさん
 

カウンターキッチンの開口部の上に

カメさん

パソコンデスクの隣に

ハリネズミくん

天井の近くには

トラさんが!

 

このほかにもゾウとかライオンとかラクダとか、とにかく貼りまくりです。

低い位置に貼るといくるさんやひなたさんが剥がしてしまいますから、できるだけ天井近くの高い位置に。これがまた、いくるさんの興味をより一層高める効果を発揮したらしく、どんなにワガママを言ったり、転んで泣いたりしていても、抱っこして動物シールツアーに連れて行くだけで、あっと言う間に超ゴキゲンになってくれるので大変便利です。


ゾウーッ!

しかし、今にして思えば当然に予想できた展開だったのですが、特に御機嫌をとる必要のないにも、いくるさんはこのツアーを要求するようになり、拒否すると逆に不機嫌になり、大声を出して不満をあらわにする始末・・・。

結局、シールを貼りはじめてからもう1か月近くも、いくるさんを抱っこして家中に隠された動物たちを探してまわる毎日が今も続いているのです。とにかく1歳児って飽きることを知らないのな。

そんな弟の様子を眺めながら、兄ひなたさんは・・・
「あれ大事にしてたシールだったんだけどなあ」と悲しそうな瞳で訴えます。

そうだったね。あのシールは去年、かーかんさんちともるさんちでオフ会やったときにちょっとした遊びの景品としてプレゼントしたんだっけね。ゴメンヨ。今回は弟のために我慢しておくれ。シールはまた買ってあげるから。

でも、また同じようなシールを買ったら、きっと全部いくるさんにとられちゃうと思うけどな。