4月1日の日記「たくましき子ども」 いくるさんの食欲がすごいことになっています。 朝昼晩の三度のご飯はいずれもいくるさんのお腹を満たすには不足なようで、みきさんやひなたさんの食事を「まんま、まんま」と奪おうとするのだそうです。それでもまだ食欲が衰えないいくるさんは、夜に家に帰ってきた僕がご飯を食べているところに、よじ登ってきて「まんま、まんま」と白飯やおかずを求めてくるのです。 それはもう執拗に。 仕方がないので、こっそり少しずつオカズを切り分けて、いくるさんに「あ〜ん」と食べさせてあげるのです。するとみきさんに注意されるのです。 ああ、なんだか懐かしい風景を思い出します。実家で飼っていたネコにオカズを分けてあげていたら、母親に「ご飯はちゃんとあげてるから!」と、注意されたことがあったっけ。生まれたときから可愛がってたあのネコ、最終的には9キロぐらいの巨大ネコになったっけなあ。 そして、いくるさんも同時期(1歳9か月時)のひなたさんと比べると、ほっぺたやアゴのあたりがムッチリとしているように見えます。この年にしてなんだかお腹も出てきてしまいました。末恐ろしいというのはこのことです。
まあ、どちらにしても丸顔なのはみきさんからの遺伝ですけどね。間違いなく。 そんないくるさん、その夜も僕の晩飯タイムに「まんま、まんま」とやってきて、踏み台を持ってきて食卓テーブルによじ登ろうとして、落下。顔面を強打したらしく鼻血が流れています。僕らはいそいで鼻を押さえてみたものの、「わーん」と泣いたのも一瞬のこと。 そんな事よりもご飯がほしいいくるさんは、たれてくる鮮血も意に介さず再び立ち上がり、テーブルの上のお皿を狙ってくるのです。そっちがその気ならばと、鼻血写真を撮ってやることにしました。
やはり、「生きる人」というの意味の名を与えられた子どもは、親の願いのとおり逞しく大きく育とうとしているようです。「日のあたる場所」という、春めいた名前の兄とは、随分違うようで、それぞれの個性の違いを見ているだけで楽しい毎日ではあります。 ■ ■ ■ そんなこんなで、このサイトも7年目に突入だって。 それもまた「ぼくこども」らしさということで、これからもお時間などございます折に、わが家の様子を覗きに遊びにきていただければ幸いです。 今後ともよろしくね。
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