5月20日の日記「ニンニン忍法帖」 地元の児童館の主催で、商店街の中を忍者になって数々の謎を解いて回るロールプレイングゲーム形式のイベントがあるとのネタをみきさんがゲット。小学生らしからぬ面倒くさがり屋のクセにこの手のイベントが大好きなひなたさんと、従兄弟のコウちゃんも誘って参加してきました。 ◆ ◆ ◆ ◆ 児童館ではドリフのコントのような大掛かりなセットができていて、簡単な忍者コスプレ(ハチマキとも言う)を身に着ければ、嫌が応にも子どもたちの気分も盛り上がります。
◆ ◆ ◆ ◆ まずは、グループ分け。残念ながらコウちゃんとは違うチームになってしまいました。社交的ではないひなたさんは大丈夫でしょうか? そして、街に出る前に係のお兄さんお姉さんたちが、台詞カミカミの小芝居で今回参加した小さな忍者たちの使命を伝えます。
ってさあ、お兄さん、お姉さんたちが一生懸命コントやってんだからさ、刀を抜いた瞬間に それはともかく、いよいよ忍法帖のスタートです。 ◆ ◆ ◆ ◆
◆ ◆ ◆ ◆ とりあえず僕たちは、子どもたちの邪魔にならないように、遠巻きに眺めていようとしたのですが、引率役の学生忍者クンがの様子がどうにも怪しい。グループ分けをしたときの自己紹介の段取りの悪さから、嫌な予感はしていたのですが、最初の路地でいきなり迷う。一番目の謎を解いた証のお札をもらい忘れて、敵忍者に届けてもらう、等々。 子どもは気がついていないようでしたが、車通りの多い道も多いこの界隈。こうなると危なっかしすぎて心配なので、もう一人様子を見に来ていた別のお父さんとアイコンタクトして、引率補助をすることになっちまいました。 ◆ ◆ ◆ ◆ さて、忍者になったひなたさんはと言えば、誰もが余裕でクリアするクモの巣の罠に、
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ホントに大丈夫かな、ウチの子は。 そうこうしている間にも、引率忍者の様子はいよいよ怪しくて、また道に迷う。街を歩く人に道を尋ねる。せっかく獲得した「お札」を今度は落とす。それも2度。必需品の筆記具を忘れてきたといって、子どもたちを置いてどこかへ走って消えてしまう。どうやら、この引率忍者、イベントの段取りが何も頭に入っていないようで、そのたびに約200m程ある商店街を行ったり来たり。合計5往復はしたでしょうか?
それでも、同じく忍者のコスプレをした商店街のおじさん、おばさんにヒントをもらいながら、数々の試練を乗り越え(最大の試練は引率者)すべての謎を解明して、目的である忍者の隠れ里を発見したのでした。 そこで、忍者頭である里の長から、「忍者認定の証」を授与された小さな忍者たち。ひとり正しい忍者座りで里長の話を聞くひなたさんからは、使命をまっとうした事への大きな達成感が漂っていました。
◆ ◆ ◆ ◆ でも、ひなたさんのグループは当然のごとく最下位での到着。これはキミたちのせいじゃない引率忍者の不手際だから。一番はコウちゃんたちのグループで、最下位との差は30分以上あったそうな。
その間、狭い里長ボックスの中でじっと待っていた、忍者頭のおじさんは、さすが「忍」という言葉の意味を一番よく知っている人です。では、最後にその里長からいただいた「認定の証」に記されていた忍者の心得をご紹介して今回の日記を締めくくりましょう。
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