10月21日の日記「運動会までの長い道のり」 ちょうど8年前の町内運動会の日に生まれた子ども。 このまま運動会の化身のような存在になるのかと思いきや、よく考えたら出産のために町内会役員なのに運動会に出席できなくなったんだから、むしろ生まれつき運動会とは相性が悪いじゃないだろうかと、結構早い段階で気がついたよ。 だって、幼稚園時代から数えて過去4回の運動会を思い起こしても、雨で中止になったとか、会の直前に必ず熱を出して満足に練習できないってのを繰り返してきたとか、本番のかけっこはメチャ遅いとか、ヘナチョコな出来事ばかりだったんだもの。 ■ ■ ■ ■ それでも、本人は運動会は嫌いじゃないらしい。 「今年のダンスはカッコイイから楽しみにしててね!」と期待を煽ってくるから、「じゃあ、本番の日の楽しみにするから、どんな踊りかは絶対教えちゃダメだよ」と、売り言葉に買い言葉で(使い方違う)、本番の日を指折り待つことにしたのでした。 ところが、9月の連休前にひなたさんが例によって、熱を出すあたりから暗雲が漂いはじめます。熱は下がったものの、青っ洟はいくるさん、みきさんにも伝染。自分だけどうして元気なのか皆目検討がつきません。 そうこうしている間に、ひなたさんの小学校に新型インフルエンザ来襲。高学年の何クラスかが学級閉鎖に追い込まれます。万が一運動会の3日前に学級閉鎖のクラスがあったら、運動会は延期との連絡。延期先は平日で、とても参加できそうにない日程。さらに暗雲は広がります。 そして、そのままシルバーウィークに突入。
青っ洟がひどくなったみきさんを置いて、具合のよくなったひなたさん、いくるさんを連れて、フリッパー・シューくん一家と地元で行われた「街歩き宝探しイベント」に参加。その他はほとんど自宅でゴロゴロしているうちに大型連休が終了。
体力温存に努めた連休が終わり、さあ、元気になったよ学校だ! 運動会の練習だ! という、まさにその日からひなたさんのクラスが学級閉鎖に。連休明けの土日を挟んで木金月とお休みになり、その間はふたたび自宅軟禁。大丈夫なのか? 運動会はその翌週の土曜日だぞ! そうこうしている間に、日曜日の夜、みきさんの熱が急上昇。月曜朝には下がったものの、念のため病院へ。念のため有給休暇をとっていくるさんたちと待っていたら、 「すまんのう、A型でしたわ」 ということはほとんど「新型」で間違いないってことッスね。会社に連絡したら「感染拡大防止のため自宅待機」の命令。熱が下がっても1・2日は感染させる可能性があるとのこと。そしたら案の定、ひなたさんの学校が再開した火曜日に僕が発熱。 みきさんもそうしていたけど、そこからは感染を広げないように24時間マスク着用。手洗い、うがい、消毒を念入りに。鼻をかんだらティッシュは隔離してすぐに手洗い・消毒と、必死の防疫対策により、まとわりつく子どもたちには伝染さずにすんだのでした。 うん、よくがんばった! 結局、大連休の翌週にさらに4日間の休暇。働いたのは金曜だけ。 ■ ■ ■ ■ そんな訳で、運動会が始まるまでのいきさつを語るだけで、もう大変。 実際の運動会がどうだったのかは、また次回に書くかもしれませんが(書けよ)、ともあれあのひなたさんがもう8歳だって。
最近のエピソードとしては、幼児の頃からあまりに頻繁に熱を出すので、体質改善のために毎朝晩、罰ゲームのように苦い漢方薬を飲んでることかな。熱が出なくなって欲しいのはもちろん、この「苦行」で日頃からひなたさんに求められるてきた「根性」が身につくといいなと思っているのであります。
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