3月17日の日記「サーカス・サーカス」

ひなたさんを立派なピエロに育てるために、
突然ですが、サーカスに売ることにしました。


この旗の下へ集えよ子どもたち


◆      ◆      ◆


その日からひなたさんは同じように売られた子どもたちとともに、
親元を遠く離れて、厳しい修行の毎日となったのです。


ジャグリングに妙な才能を発揮するひなたさん


しかし、こん棒の演技は苦手な様子


皿回しでは見たこともない集中力を発揮


玉乗りでは苦手なバランス感覚を磨きます


そしてパントマイム
あたかも向こうに何かが見えるような表情で


逆上がりもできない子どもに
空中ブランコは無謀だろう


最後の仕上げは危険なつなわたり

◆      ◆      ◆

当たり前ですが、ひなたさんをサーカスに売った訳ではなく、
所属する演劇鑑賞サークルのプログラムで、
「クラウン(道化師)」の1日体験をしてきたのでした。

普段はインドアで体を動かすことの少ないひなたさんですが、
この日はとても楽しかったようで体験会が終了後に、
皿回しセットをお土産として持って帰ってきましたよ。
(わりとすぐに飽きちゃったけど)

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それにしても、兄のやることはすべて自分でもできると
疑いも無く行動に移す次男の逞しさは相変わらずでございます。


むしろ、兄よりスジがよさそうだしね。