タクシー料金のレシート


 タクシー会社は政府官庁の監督下で営業活動をしている。営業は課税制度が適用される。営業量の把握に利用客への料金領収書(統一発票)の発行方法が利用されている。証拠が残る制度が採用されているわけだ。通常、運転手は乗車拒否が禁じられているが、交渉料金を徴収することは不問にされているらしい。短距離乗車に高い料金を徴収することはとがめられないらしく、走行距離と徴収料金のつり合わない内容の領収書が発行される。特に要求したわけでもないが、領収書を発行するから言われた料金を支払うように求められた。上海でも中国語でタクシーの乗車交渉をするとちゃんとレシートがもらえることが分かった。わたしを乗せたタクシー運転手はどうもわたしを外国からの旅行者と思わなかったように見受けた。


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