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第1作 スタンド型花置き

 竹工芸教室での第1作です。
 
ずっと青竹を割いて細工してきましたが、幅も厚みもナタで割り剥ぎしただけで、せいぜい厚みについてナタですく程度でした。
 教室では厚さ、幅とも道具を使用して目的の形状まで調製します。ここまで薄くするものなのかと初めて知りました。

  編み方自体は縦横の単純な四つ目ですので難しくありません。縁の仕上げは籐の細引き(実籐)本縄編みで3周します。4本の足を皮籐で縛り付けて完成です。籐も使い道によって薄くしたり細きめすることを知りました。

最後に首のところを「垣根結び」で縛りますが、これが意外と難しく覚えにくい縛り方です。

 庭師をやっておられる方はお手のもののようですが。


  全体としては簡単な工作で、要する時間もそれ程にはかかりませんが、花を飾るとこれが結構見栄えがするものです。