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         第27作    二重透し編花籠    H21・8月



 9月8日からのグループ展に並べる第2作目を仕上げました。(もう1作は花籠いろいろのページ・第24作です。)
 内側は六つ目に色違いの細ヒゴを麻の葉編みにした筒を置きました。
 本体は極細ヒゴで輪口底の四つ目編みです。

 胴を編みながら編目も揃えます。全部編んでから目を揃えようとしても無理です。
 全体の形がややいびつになってしまいましたが、バランスのとれた位置を正面に決め、大きく手を取り付けボリューム感を出しました。
 最後、薄くウルシを掛けたら落着いた色と艶が出てまあまあ納得が出来るものになりました。
 手を含め、高さ45p。
 底は輪口編み。
 ヒゴは巾1_弱で128本。高台は箍としました。


 中筒は麻の葉編みで、色違いで編みました。底にあてがったところ。

 中筒の取り付け。本体の胴部分を8割方編んだところで底部分に取り付けます。それ以降では手が入らなくなってしまいます。