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         第29作    メダケで編んだ花籠    H21・12月


【本体18a 手を含めて38a】

 どうと言うほどの事はありません。メダケで編みました。参考作品を借用しました。かなり大きな籠でしたが、コンパクトなものを作ってみました。
 メダケを使うとなりますとあまり繊細に・・・では似合いません。思い切って割りっぱなしで巾極めせず、厚みもナタで鋤く程度としました。手触りを考慮して面だけはとってあります。

 底は単純な6×6本の四つ目です。胴回しはザル編み、波編み、松葉編みと変化をつけました。
 ヒゴは節芽なども残してメダケらしく装いました。

 油抜きしてありませんので染めもムラになり、“キタナク”なっていい感じです。ウルシを掛けたのち古び粉を撒いて、よりキタナクしました。


  製作日数は4、5日です。